数奇にして模型 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 5083
レビュー : 390
  • Amazon.co.jp ・本 (720ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062731942

感想・レビュー・書評

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  • 20151206

  • 10数年ぶりの森博嗣読み直し9冊目。

    初読時は「話が抽象的だなぁ」と感じた記憶がある。
    概念を消化しきれない部分があり、
    そういう感想を持ったのだろう。
    読み直してみると、難しい話ではない。
    エピローグもステキ。
    ただ、「犯人像が型にはまらない」ことを、
    許容する必要はあるだろう。
    文中にもあるように
    「矛盾をそのまま受け入れる」
    ことがとても重要だと感じた。

    SMシリーズ以外の他作品を含めて考えると、
    個人的には「森博嗣」らしさを強く感じる1冊だと思う。

    ちなみに、
    容疑者と犀川が似ているという萌絵発言。
    意味深で印象的だった。

  • ふー、長かった(笑)
    結局、意外性のある結末だったのか、微妙だったかな。
    萌絵の心証で、押してただけのような気もしなくもないなぁ。

  • 犯人が特殊すぎたので、謎解きの部分はすっきりしなかった。このような犯人を持ってくるなら、犯人側の心の動きを描写してほしかった。

  • 分厚いこともあってか、このシリーズでは久々に読み応えのある内容。一方で一部の描写が派手な…というか現実離れ感のあるものになっているあたりに、シリーズ当初の作品と比べ、作者の変化が見て取れる。エピローグ含め、ミステリっぽく最後にガツンと持ってくる構成はさすが。

  • 手に取ったときはあまりの分厚さに愕然としましたが、魅力的な登場人物と彼らの機知に富んだやりとりのおもしろさもあって、読み進めるとあっという間に読み終わってしまいました。
    内容としてはお約束の密室モノです。
    事件は冒頭で衝撃的に起こり、解決は物語の最終盤。
    ただ、ちょっと間延びした間は否めなかったかなあ。
    最後の方は冒頭の事件の衝撃が薄れてきてました。
    それにしても犀川先生、犯人との格闘では男を見せましたね。
    普段はヤレヤレ系なのに、やるときはやる。
    ヤレマジという属性をつけたい。

  • シリーズ9作目。
    700ページもの大作です。
    解説を読むと登場人物のキャラの立つ理由がうかがえます。
    色々な人物像が重なり合って、ミリスリーを構成しています。
    思わぬ人物の秘密も解明されていきます。
    これからどうなっていくのか、気を持たせながらこの物語は終わります。
    続きが気になります。

  • 最後に1行が相変わらず謎。常識に囚われないのがこのシリーズの魅力。今回は、題材が題材だけに、濃いキャラが全開だ。

  • 最後まで、まさか彼が犯人だとは思わなかった!うまいなあ、、、。


    シリーズのなかでは、Fのつぎに好きかも。

  • 犯人の狂気ぶりには背筋が寒くなりましたが、終盤の勢いが若干肩すかしに感じられました。
    人を殺した後に死体をいじる、という行為が恐ろしく、ぞっとします。
    犀川×萌絵のお楽しみ要素は少ないので、単純に事件周辺を楽しむのが良いです。

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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