数奇にして模型 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 5066
レビュー : 390
  • Amazon.co.jp ・本 (720ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062731942

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ9作目。
    前々作、前作とイレギュラーな形態で話が展開されていたのに対し、
    一点初期のころのようなオーソドックスな犀川&萌絵の謎解きモノ。

    安定ですが、やや物足りないかも。
    次作が最終巻なのに、2人の関係もあまり進展しません笑

  • 20150324

  • S&Mシリーズ作品ですが、本作は主人公である犀川と西之園萌絵が、しっかりと事件に絡んでいき謎解きするという初期の作品のような展開に戻った感じがして、展開としては面白かったのですが、シリーズとしてマンネリ化した感があり、仕方ありませんが、あまり新鮮さを感じませんでしたね。シリーズ残るは、あと一冊!最後はどのような展開になるのか?楽しみです!

  • 萌絵ちゃんがかなり大人になったなと痛感する一冊です。相変わらずの無鉄砲さですが、何だか少し落ち着いた感じがする。
    今回は周りのキャラが濃くて、その部分も面白く読めました^ ^

  • とても面白かったです。
    萌絵ちゃんのキャラがはっきりしてきたかな。
    お嬢様で好きなことには無鉄砲。
    周りがほっとけない。
    以前はかなり女から見て嫌なタイプの女の子キャラだったけどね。
    大人になったと言うべきか。
    犀川先生との絆も深まっているね。
    犀川先生も変わってきたね。
    振り回されているうちに本当の犀川先生が強く出てきている感じ。
    それにしても国枝さんはいいキャラだな。
    すごく好きかも。
    それにしてもこのシリーズを読み進めて感じるのは
    時代かな!
    まだたばこをどこでも吸っていい感じと
    お酒を飲んで運転したりと
    その辺に時代を感じます。
    さあ、あと1冊です。
    楽しみです。

  • やっぱり紀世都かな、印象に残ったのは。
    このシリーズを読んでると
    理系ミステリっていうより
    何かこう哲学的な感じがしてきた。
    1つや一人の概念。
    人は死んでも一人なの?
    私は死んでも私なの?

  • 模型交換会の会場である公会堂で、モデルの女性が首のない死体となって密室状態の部屋で発見された。
    容疑者は同じ部屋で気を失っていた寺林高司。
    しかし、彼はほぼ同時刻に起こっていた殺人事件の容疑者でもあった。
    てなお話。

    いやー、面白かったわ。
    首のない猟奇的な殺人と密室、それと容疑者を同じくするもう一つの密室、萌絵や犀川先生の見ている前でドラマチックな演出と共に起こる3つめの殺人、犯人に殺されるかける萌絵とそれを助けに向かう犀川先生と、ミステリ要素&エンターテイメント要素がもりだくさん。
    やだもう、誰が犯人なの、これ?!と夢中になって読みまして、まさかの一番怪しい奴が犯人というどストレートぶりで度肝を抜かれましてございます。

    一番怪しいやつは犯人じゃないって思うじゃん、普通。
    だってそれじゃ面白くないし。
    ところがどっこい、その辺りはさすがの森博嗣。
    「一番怪しいやつは犯人じゃない」という私たちの中にあるミステリィの「形」を示しつつ、殺して首を切る、人を殺した後、同じ部屋の中で弁当を食う、等々、犯人の理解できない奇怪な行動を示すことで、骨太のミステリィ&エンターテイメントに仕上がっております。
    いや、面白かったわ。(二回目

    ラストの鉄道模型のあたりも、しっかり伏線回収しつつ何かどうにも理解できないもやっとした気持ちが残って最高です。

    解説はオタクにはお馴染み米澤さん。
    お名前見つけて、何だか嬉しく、懐かしく思いました。

  • 2015.1.23 読了。
    またもまんまと騙されてしまった。割りと後半の方まで犯人のことは怪しいと目を光らせていたにもかかわらず、作者の別の餌に引っかかりそれで満足してしまっていた。毎度のことながら、しかし、ミステリィは騙された者が幸せだと思う。

  • 理解できない異常さ、は本人にとっては普通。長谷川老人と、西之園萌絵の話が面白かった。
    読み終わってから、「好きにしてもOK」だと気づく。

  • 【内容(「BOOK」データベースより)
    模型交換会会場の公会堂でモデル女性の死体が発見された。死体の首は切断されており、発見された部屋は密室状態。同じ密室内で昏倒していた大学院生・寺林高司に嫌疑がかけられたが、彼は同じ頃にM工業大で起こった女子大学院生密室殺人の容疑者でもあった。複雑に絡まった謎に犀川・西之園師弟が挑む。】


    再読。
    夏のレプリカと今はもうないでは、萌絵ちゃんと犀川先生の出番が少なかったから、2人が揃って活躍していると安心する。
    「好きにしてもOK」

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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