- Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062731997
作品紹介・あらすじ
川崎中央署生活安全総務係の萱野は、ある日、上司の矢木沢に面罵された。競技射撃で五輪出場権を懸けて争った選手時代の確執から、矢木沢の接待疑惑を密告したと思われたのだ。自らの汚名を晴らすため、萱野は真の密告者を捜す!巨大な日本の警察組織内部に潜む闇を、深く綿密に描き切った迫真のサスペンス。
感想・レビュー・書評
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ドキドキハラハラさせられるストーリーがものすごく面白く、途中で読みやめることがなかなかできなかった!
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面白かった。でも何とも言えん読後感。
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警察官である萱野は、いきなり上司の矢木沢から怒鳴られた。
それは、身に覚えのない密告という濡れ衣だった。
ただ、萱野は過去に矢木沢のことを密告したという事実があり、それが何者かに利用された可能性があった。それだけに、誰もが萱野を疑った。
遂に汚名を晴らすために自らが密告者を探すために動き始める。
そこには、警察組織に蔓延る深い闇が…
2019.8.25 -
川崎中央署生活安全総務係の萱野は、ある日、上司の矢木沢に面罵された。競技射撃で五輪出場権を懸けて争った選手時代の確執から、矢木沢の接待疑惑を密告したと思われたのだ。自らの汚名を晴らすため、萱野は真の密告者を捜す!
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結論を想像させない展開は、さすがだ。様々な刑事が活躍する警察モノとは大いに異なり、事務職の警察官が事件の渦中になり容疑者になったり、捜査を主導したり、いつも新しい展開で引き込まれる。
しかし、恋愛部分は複雑で、主人公があえて魅力が薄いように描かれていることもあり、何故ここが中心なのかわからなかった。でもここがないとストリーは成り立たないし....ミステリ中心だからこれはこれでよいのかも。 -
競技射撃でオリンピック出場権をかけて争った、主人公とライバルの上司。密告によって五輪出場権を失った上司との確執を描く。警察という組織も掘り下げる。
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20151206
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やはり文章は上手で引き込まれる。先も気になり一気に読める。が、主人公の動機、というか女性への思いってのにはいまいち共感しきれず。
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一生懸命に探る理由がわからん
そこまでする意味がわかんねぇ -
2014.11.2(日)¥280+税。(-2割引き)
2015.5.19(火)。