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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784062732017
みんなの感想まとめ
親しみやすい文体の中に潜む意外な毒が魅力のミステリ短編集。若竹七海が1992年から1997年にかけて書いた8つの短編は、コージーミステリの要素を持ちながらも、しっかりとした黒い底流が感じられる作品に仕...
感想・レビュー・書評
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若竹七海さんのミステリ短編集。
若竹さんの魅力は、近所のお姉さんが書いたような親しみ感に、思いもよらない毒が仕込まれているところ。
世にも奇妙な、、に使われそうなプロット。実際に使われていたような。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1992年から1997年の間に書かれた8つの短編を加筆修正して編まれた短編集。
20年以上前の作品でありながら、すでに若竹七海の片鱗がある。コージーミステリなんだけど、しっかりと毒がある。短編の中にもしっかり黒い底流があって、それは「葉村晶シリーズ」にも脈々と受け継がれている。
この黒さが好きなんだよな〜。
どの話も最後の最後にオチがあって、ニヤリとしたり、ゾクリとしたり、とにかく上手い。
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短編集なので一気読み。
イヤミスばっか
イヤミス苦手なんです、優しい水なんて
読みながらイヤな予感しかしませんて(ToT)
でも凄く読みやすくて、グングン入ってくる。
そして簡単に騙されてしまういい読者でありました。 -
いやもぅ、後味悪い悲しい話が多かった!
ホラーを書く人だもんねぇ。
でも、面白かった!
2015-09-13再読。
やっぱり悲しい話だったなぁ。
でも優しい水、手紙嫌いはユーモアがある。
船上にてはもう少し読みたい。 -
3+
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表題作は秀逸。短編は個人的には物足りないので。
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やっぱりシビアだ。「タッチアウト」「優しい水」の結末、特に最後の一行の皮肉さがとっても好き。相当皮肉でひどい話なのに、後味は悪くない。さすがにすっきりとまではいかないけれど。
物語として一番好きなのは、「黒い水滴」。そういえばこれ、「製造迷夢」の一条刑事が出てるんだな。
ところで、「かさねことのは」にあった「最近の本が分厚くなっている理由」には、なんだか妙に納得。これがすべて真実、というわけじゃあないだろうけど、妙に信憑性のある説だなあ……。 -
一条刑事〜!
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短編集。まさかそんなことがあるのだろうか、あるかもしれないけれど、でもまさかね、というぎりぎりの境界線の上にある作品が並んでいます。トリックというよりは、犯罪にいたった経緯や当事者の周囲の人間関係のひんやりした感じを楽しむ作品だと思います。しかし表題作はやや異色だな。
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2003年5月読了
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著者自らが選んだミステリ傑作短編集。
かなり恐い作品から奇抜なTRICKまで、多彩な取り合わせ8編が納められています。
バラエティーに富んだ作品群をお楽しみください。 -
短編集。短くて読みやすい。大体どれも、読後になんともいえない苦さが残る。著者は駄作だとあとがきで言っていた「手紙嫌い」は、オチは置いといて、好きだった。脅迫などの文例が面白い。表題作が一番ラストに入っているのは、唯一さわやかに読み終われるのでいい選択だと思う。他はブラックだったりいまいちすっきりしなかったり。
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するすると読み進めると、見事にだまされる。その騙されるのが心地よく感じるけれど、ストーリー的には決してハッピーエンドではないのでご注意を。
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サスペンス色の強い短篇が多かった。
あぁ女って怖い。
女性の作家さんが書く話って、ほんと救いがない気がする。
だけどこの本は細かい心理描写がないから、あっさりネチネチ感がなくて良い感じ。
悪く言えば、読んだらすぐ忘れてしまうような話がいっぱいなんだけど。
しっかし、「ナポレオン3歳のときの頭蓋骨」に騙される人ってどうなんだ?
わたしって素直で騙されやすいけど、それには絶対騙されない自信があるんだけど。
著者プロフィール
若竹七海の作品
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