文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 7839
感想 : 630
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  • Amazon.co.jp ・本 (1376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062732475

作品紹介・あらすじ

忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女、埋没した「経蔵」…。箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた者-骨董屋・今川、老医師・久遠寺、作家・関口らの眼前で仏弟子たちが次々と無惨に殺されていく。謎の巨刹=明慧寺に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂が苦闘する、シリーズ第四弾。

感想・レビュー・書評

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  • それにしても坊主が多過ぎて。
    今回は、太平記の鉄鼠を予習して京極堂に備えつつ読み始めたのですが。
    禅宗の蘊蓄から、唯心論・唯識論、禅と科学にまで話が広がりなかなか読了できないでおりました。
    土瓶さんのアドバイスに従って、今回は通読に徹しました。
    そしてこのシリーズは図書館本では、返却期限が気になって没頭できないので、分冊版を徐々に入手していこうと思います。

    箱根山連続僧侶殺害事件。
    何人誰が殺されて、犯人は誰かは把握しました。
    久遠寺先生と菅野の再登場には、笑えました。
    そして、京極堂の人名辞典なるものがあることも知りました。
    匂わせBLも数ヶ所確認。
    何が面白いか、まだレビューできるまで読めていません。
    本離れなどと言われて久しいですが、新作の京極堂で盛り上がっている様子を見ますと、(読むのこんなに大変なのに!) なんかまだ世の中大丈夫かもなどと思う次第です。

    下の娘が高校の時、煎茶部でそこの先生が黄檗弘風流でした。その時は、深く考えなかったのですが、禅宗からの発祥だったのかな。いろいろ含めて、勉強になります。

    • 土瓶さん
      ちょうど今読んでいる「邪魅の雫」には、山下警部補が出てきます。

      【「あの人はほら、正月の、箱根山の事件の捜査主任だよ。ほら、坊さんが大...
      ちょうど今読んでいる「邪魅の雫」には、山下警部補が出てきます。

      【「あの人はほら、正月の、箱根山の事件の捜査主任だよ。ほら、坊さんが大勢死んだ奴」】

      なんか、バッサリだな(笑)
      2023/09/14
    • みんみんさん
      新作ほぼ立方体だったね(꒪⌓︎꒪)
      みんな何日かけて読むんだろ…
      新作ほぼ立方体だったね(꒪⌓︎꒪)
      みんな何日かけて読むんだろ…
      2023/09/14
    • おびのりさん
      さっきね、みんみんさんがフォロワーに増えたの。
      みんみんが再登録かと思ったら別人!
      さっきね、みんみんさんがフォロワーに増えたの。
      みんみんが再登録かと思ったら別人!
      2023/09/14
  • 百鬼夜行シリーズ4作目
    物語の情景がいつもより鮮明にイメージでき、今までの作品の中で1番没頭できました。また、いつも以上に怪しげでな雰囲気が漂っている感じがして、読み心地最高でした。京極夏彦さんの物語はページ数に比例して満足度が高くなるので、ずっと読んでられます。次作も楽しみ。

  • 心地よい疲労感の一冊。

    1370ページに怯んでいたけれど、子年だから挑戦。

    やっぱり一歩足を踏み入れたら戻れない、そんな世界観がたまらない。

    修行、禅なんて凡人の自分には到底理解できない世界なんだけれど、所々でふと柔らかな言葉というか心にするりと忍び込んでくるような言葉が現れる瞬間が良かったな。

    現状から出たい、出たくない、思い出したい、出したくないそんな人間心理もさりげなく表現されていた気がする。

    結局、自分もずっとこの物語の檻にまんまと囚われていた時間。
    無事に解き放たれた今、真っ先に包まれたのは心地よい疲労感。

    • まことさん
      くるたんさん♪こんばんは。

      凄ーい!!
      1370ページもあったのですね!!
      お疲れ様でした。
      私はこの本だけ、最初の数ページを読...
      くるたんさん♪こんばんは。

      凄ーい!!
      1370ページもあったのですね!!
      お疲れ様でした。
      私はこの本だけ、最初の数ページを読んで積んでいます。
      これ以前の京極堂シリーズは、図書館で借りたのでちゃんと読んだんだけど(^^;
      確かに、この本の出だししかわからないけれど、禅とか、難しそうだったのは覚えています。
      本当に凄いです!!パチパチ(手を叩く音)。
      2020/08/29
    • くるたんさん
      まことさん♪こんばんは♪

      ありがとうございます〜♪
      なんか読み始めたら止まらなくて…。
      今年はネズミ年だし挑戦してみましたよ。

      禅の世界...
      まことさん♪こんばんは♪

      ありがとうございます〜♪
      なんか読み始めたら止まらなくて…。
      今年はネズミ年だし挑戦してみましたよ。

      禅の世界は全くわからないけど、榎木津さん始めいつものメンバーが引っ張ってくれました♪
      まだまだ長いシリーズ、どこまで読めるかな〜ドキ(ᕯᐤ⌂︎ᐤᕯ)ドキ
      2020/08/29
  • あいも変わらず記憶力が乏しく、明慧寺の事情も、事件の決着も、関係者のその後のゆくえまでも、きれいに忘れ去った状態で読書開始。ただ掛け軸と坊主の死に様だけはかすかに覚えており、読めば読むほど余計に真相が気になって仕方なかった。京極堂早く!と願いながらページをめくり続けたのである。
    序盤では珍しく京極堂が関口家を訪れ、旅行に誘う。もうそのシーンから楽しくて仕方なかった。独特ともいえる京極堂と関口の関係性は興味深い。あれだけ罵詈を浴びせながらも、安定した交友が切れないのは、やはり中禅寺にとって関口君は懐の内側に入っている人物なんだろう。
    事件は箱根の山中で起こり、関係者は千石楼と明慧寺を何度も行き来する。目で見える場所にあるのに道程が険しい二つの地所のせいで長い時間が経過した気がするが、事件を整理すると短期間であったことに驚く。山内は外界とは異なり時間経過が停滞していたが、それが登場人物、読者である私にまで波及したようだ。ああ『姑獲鳥の夏』を再読していないのが悔やまれる。事件は一つ……なのだが、事実が二重にも三重にも折り重なってきて、「檻」とは絶妙な表現であったことに唸らざるを得なかった。
    色彩を失いがちな冬の古ぼけた宿と寺院に、活気を与えたのは間違いなく探偵だ。今作の榎木津は八面六臂の活躍で実に清々しい。物語の転換に欠かせない魅惑のキャラクターだよなあ……かつての友人たちが熱を上げていたのも理解できるのである。
    宗教学者・正木氏の解説も非常に良かった。確かに京極堂の語り口、僧との問答、普通に学術書を読むよりも理解がしやすかったと思う。時代背景もなるほど、と納得した。今回の再読、十代で初めて読んだときよりも解像度があがってより世界にのめり込んでいるんだよなあ……そんな感慨を得て、本を閉じたのだった。

  • 確かに世の中には「檻」が至る所に存在している。厳格に生きる人ほどあるのだと思う。
    自ら作ったものであるならまだしも、他人に囲われるのはごめんだなと思う。
    閉鎖的な田舎から上京した同級生を白い目で見るような、知らない世界を知らないから否定するような、人間の浅ましさを思い出してしまった。
    それでも良く生きようと努力する人達の道行に幸あれ、という気持ちで読了した。
    このシリーズは単純さと複雑さの絡み合いが最後までわからないのが魅力と感じている。
    早く次の作品が読みたくなる。

  • 『魍魎の匣』に並ぶ、個人的京極夏彦の最高傑作。再読になるが、1997年頃に読んだ時と同様の感動が得られた。箱根山中の知られざる禅院における連続殺人事件。禅宗の教義を巡る対話がミステリーを解く鍵を握るものであり、ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』に比肩しうる宗教ミステリー。
    また、当時問題となっていた、オウム真理教への強烈なアンチテーゼをも含んでいる。

  • 本日、ようやく読了!
    いや〜時間かかった!!
    かれこれ4ヶ月ぐらい前から読み始めた気がするのですが…

    前作「狂骨の夢」の時もそうでしたが、どんなに時間が掛かっても途中で止めさせない、本を開いて数ページ読めば物語の世界観に否応なく引きずり戻される感じがこのシリーズのすごいところだなと改めて感じました。
    伏線の回収が見事なのも毎度ではありますが、今回も最後の数十ページで怒涛の回収が圧巻。

    今回の作品は仏教、特に禅宗の知識があるとより楽しめると思います。
    私はそっち方面には疎くほぼ何も知らない状態でしたが、京極堂をはじめとした登場人物達が分かりやすく解説しながら物語が進むため、知識0からのスタートでも十分に楽しめました。
    また、今回は物語に最初の方からちょくちょく京極堂が登場していたのが個人的には嬉しいポイントでした 笑

  • 思い返せば思春期に、京極夏彦の分厚さにキャアキャアいう勢(主に雑誌「ダ・ヴィンチ」)を敵視していたが、四半世紀前の自分に対して書きたい。そんな尖り方、無駄だよ、と。
    京極文庫「最厚」は「絡新婦の理」1408pらしいが、そちらはすでに文庫分冊版を持っているので、ほぼ同程度の厚みの本書1376p(文庫一冊版)を読んでみた。
    小さな煉瓦ブロックだ。
    当時ならば一笑に付していたが、確かにこれは読書体験として面白い。
    自分は文庫を読むとき、寝ていれば片手でぐっと拡げて持ち上げている、座っていれば机などに立てて両手で拡げている、ということが判明した。
    持ち上げポーズは不可能なので、自然と机に置いて、あるいは横たわっていても置いて、覗き込むようにして読むことになったことで、いつもの姿勢を振り返る機会になったわけだ。
    横置きにすると角度の関係でこれもまた覗き込むような、少しく堅苦しい姿勢になってしまう。
    縦置きで読む場面が増えたのだが、すると本自体の重みで本が変形する、ということを知った。
    片手で文庫をねじるような形で開いたり、きちっと両手で拡げたとて、本のページの中央に近い箇所が自重で沈み込むのだ。
    それでもねじれに耐えてそこそこブロック風の形態を保っている、製本技術の確かさを知ることになった(前回それを感じたのは、服部まゆみ「レオナルドのユダ」角川文庫784ページにおいて、だったなぁ)。

    内容の面白さは、もう言うまでもない。
    が、あえて言うなら、数年前にポッドキャストのコテンラジオで「最澄と空海編」を聞いておいて、禅宗や仏教やの「言葉に拠らない」という観点を知っていて、よかったか。
    あるいは、言葉がすべてだと妄信していた思春期には、読んでも解らなかったかもしれない。
    やはり中年になっての京極入門は悪くなかった。
    というより、読むのに遅いことなどないのだろう。

    • 土瓶さん
      文庫で一冊にするとそんなことになるんだ~(笑)
      私はノベルズ派なので。
      「塗仏の宴」は唯一ノベルズで分冊されてしまい残念でした。
      あれ...
      文庫で一冊にするとそんなことになるんだ~(笑)
      私はノベルズ派なので。
      「塗仏の宴」は唯一ノベルズで分冊されてしまい残念でした。
      あれはさすがに文庫で一冊にはできないだろうな~。
      ちなみに、「絡新婦の理」はノベルズで829ページ。
      なんと最新作の「鵺の碑」もまったく同じ829ページ。
      これはわざとか、はたまた偶然なのか?
      2024/05/08
    • knkt09222さん
      土瓶さんへ
      書店で見かけるだに新書版でもなかなかだと思いますが……。
      早速「絡新婦の理」を読みかけているのですが(分冊文庫版で!)、なん...
      土瓶さんへ
      書店で見かけるだに新書版でもなかなかだと思いますが……。
      早速「絡新婦の理」を読みかけているのですが(分冊文庫版で!)、なんと最新作「鵺の碑」と同じページ数なんですね。
      京極先生なら何か意味を込めていそうですが……!
      「塗仏の宴」は仕度と始末ですよね。
      分冊文庫だと合計6冊のようです。
      厚いほうがイイ派のご感想を伺えてよかったです。
      2024/05/08
  • 私の中では『魍魎の匣』は完璧で、あの完成度を凌ぐ作品には絶対お目にかかれないだろうと思っていた。
    のに! また同様の高揚感を味わえるとは!
    ドン引きする厚さだけど、読み終わってみれば無駄が一切ない。
    『魍魎の匣』と甲乙付け難い、素晴らしい作品だった。

    箱根の奥地にある知られざる禅寺の僧侶がどんどん殺される話。
    禅ががっつり絡むので、もしかしたら好みが分かれるかもしれない。私が比較的抵抗無く入っていけたのは、もしかしたら十牛図とか南泉斬猫とか白隠とかを何となく知っていたからかも。

    とは言っても、これでもか、ってくらいの「知」の応酬は凄まじい。私は京極夏彦が創造するところの深くて広い「知」の海に無惨に突き落とされ、溺れそうなところを京極夏彦が放ってくれた小さな浮き輪に掴まることで辛うじて助かるも、自分では成す術なく京極夏彦に引っ張られるまま海を進むしかない。
    そんな感覚にさせられた作品だった。

    基本的に、『魍魎の匣』でのキーワードだった「匣」が本作品では「檻」に取って代わる感じで、「脳が世界を規定している」という世界に対する定義や、関口の閉じ籠もり気質や、京極堂のスタンスといった物語の前提条件はずっと一貫している。
    レギュラーを含め登場人物の言動や思考はこれまでのシリーズの経験を経たものになっており、特に『姑獲鳥の夏』のエピソードが鍵になってるので、過去作品を読んだ人の方が絶対楽しめる。

    冒頭の、按摩が殺人現場に出くわすシーンからテンポが良くて、引き込まれる。
    続いて、なんと『姑獲鳥の夏』の久遠寺先生登場! なんだこの四冊越しの伏線は!(喜んでる)
    すると今度は興奮冷めやらないうちに『魍魎の匣』の鳥口も登場。なかなか良いキャラだったからね彼は。また会えて嬉しいよ。
    新キャラ今川の口癖「○○なのです。」ってのが可愛い。

    関口はまた語りのポジションに返り咲く(おめでとう)。
    関口の鬱体質は正直好きじゃないんだけど、言っても文学者である彼の語りは多分に文学的で抒情的でもあるので、やっぱり落ち着いて読める。(京極夏彦絶対意識して文体を関口に寄せてると思う)
    …と思ってると、
    なんと。
    関口宅に。
    みんな大好き京極堂が訪ねてくる!
    のっけから山が動いた!(笑)
    しかもめちゃテンション高い!(笑) どうしたの大丈夫???
    しまいには私が大好き榎木津まで出てきて、相変わらず傍若無人にさっさと真実を暴く活躍を披露。神様でも王様でも何でもいいわ、とにかくカッコイイ。
    なんなんだこの出血大サービスは。
    途中の中禅寺兄妹の絡みも新鮮である。実はほぼ初めてのシーンかもしれない。
    そんな、レギュラーファンの期待に応えるシーンが満載である。

    しかし冷静になってみると、本作品でも京極堂の出番はそんなに無いのだった。はじめの方に出てきたから見事に誤魔化された感。

    殺人事件の方は、珍しくオーソドックスというか、警察小説かと思うくらいミステリっぽかった。
    現場が禅寺だから小難しいだけで。
    禅僧達の言葉遣いがとても重厚で、世界観の構築に貢献している。こういう雰囲気作りがまた上手いんだな京極夏彦は。
    菅野まで登場した時は本当に驚いた。てっきり開かずの間となった薬品室(だったっけ?)で涼子に殺されたと理解してたので。

    そして、結局京極堂は出張る。
    榎木津はそれを待っていて同行する。
    やっぱり榎木津は中禅寺の一番の理解者なのだ。
    職業上の探偵(榎木津)と物語構造上の探偵(中禅寺)が摩擦なく同居できてる喜びよ。

    松宮仁如が13年前の放火の罪について告白する場面は、なかなか深いのではないか。
    告白を後押しする関口を京極堂が「止せ!」と制し、それでも告白してしまう松宮に「そんなことはここで云うことじゃない!」「解き放てば楽になるかもしれないが、あなたが楽になるだけだ! それで誰かが救われますか!」と一喝する。
    直接的には鈴の憑き物を落とす状況への危機感なんだろうけど。
    この時関口は明らかに鈴の魔性に涼子を重ね、涼子を犯したという自らの罪を重ねている。あの罪を関口は未だに誰にも告白してない。でも多分、京極堂は分かってるんだろうな。あの台詞は松宮に言ったものだけど同時に関口に向けたものかもしれない。などと考えたのだがどうなんだろう。

    結局、鈴に憑いた大禿は落とせなかったけど、殺人の動機、死体遺棄の動機、果ては事件以前の明慧寺の存在の謎すら解明されて、大満足である。
    コロンブスを思い出した。一方の世界から見れば「発見」でも、その世界を日常にしてきた人たちからすれば不幸の始まりになってしまうのだ。やるせない。
    で、京極堂が調査していた書庫の謎も、鼠騒動も、振袖娘の謎も(鈴の顛末はゾクッとした)、全部が絡みつつ綺麗に回収され、文字通り霧は晴れて終わった。
    見事、の一言に尽きる。


    強いて難を言えば、まぁ榎木津が言うように坊主が多すぎる。
    警察が僧侶を名字で呼ぶので、気を抜くと誰が誰だか分からなくなる。
    登場人物の名字が一部似ている(山下・山内、菅原・菅野)のも、混乱を招く。
    京極堂の最後の「憑き物落とし」に割いた紙幅がちょっと少なすぎた感がある。どうせならもう少しじっくりやって、もっと厚くしちゃえば良かったのに。

    あと、本筋とは直接関係ないけど、脱字(“。”や“」”の脱落)や誤植が目立って気になった。厚すぎて校正が疎かになるのか。しかし私の読んだ版は2016年の第20版。直す機会はいくらでもあったろうに。


    まだ一度しか読んでないから、いろいろ理解の及ばないところは多そう。再読します。

    • さくらさん
      こちらこそありがとうございます。こちらにコメ残しですみません。
      ゆうすいさんの本のレビューがとても素敵でしたので、勝手にフォローさせていた...
      こちらこそありがとうございます。こちらにコメ残しですみません。
      ゆうすいさんの本のレビューがとても素敵でしたので、勝手にフォローさせていただきました。お断りを入れずにすみません。
      フォローさせて頂いたのは読む本が重複していたのも理由の一つですが、本に対してのコメントがとても良くて、賛同したり、発見したりし、また真摯に向き合ってらしていいな、と思いました。
      これからも楽しみにしてますので、無理なく読まれて感想を残して下さい。
      榎木津はカッコいいです(笑)

      あと、17年前ものにコメント入れて頂いて嬉しかったです。
      この頃は、記憶力も良くて真面目に書いていたのを思い出しました(笑)
      2020/07/22
  • 京極堂シリーズ第4弾

    舞台は箱根山中の誰にも知られていないお寺というのがなんとも不気味さを増している。
    しかも殺されるのが皆僧侶で殺され方も不気味。

    姑獲鳥の夏に登場した久遠寺医院の院長が再登場。

    いつも不安定な関口くんが意外としっかりしていたこと。
    いつも座敷からは一歩も出ない京極堂が箱根に出張ってくるという今までにない展開も愉快。
    榎木津は相変わらずの大活躍。

    いやいや楽しかったな。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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