文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (1376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062732475

感想・レビュー・書評

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  • 京極堂シリーズ第四弾。
    段々と京極堂シリーズへの自分の中で耐性がついて来た為か、最初の話ほどのインパクトはなかったような。

  • めっちゃ長いのにラストでがっかり

  • 690gもある文庫本ですので、当然ながら寝ながら読書には向きません。ただ、読むうちに「禅」についての知識も増えるというお得な本。前半までは傑作の予感でしたが、後半の謎解きが私にはやっつけ仕事&苦し紛れ感が拭えませんでした。

  • 仏教の話めっちゃ難しい・・・
    最後の犯人分かったところもなんか釈然とせず「??」って感じやった。
    読みごたえは抜群!!

  • 重い!!

    榎さんがすき!!

  • 禅についてのお話し。
    難しくてよくわからなった。

  • む...難しかった...! お寺での殺人の不気味さはシリーズ上位に入ります。

  • 鼠に囲われ、喰われる。     


    相変わらずな、百鬼夜行シリーズ。憑き物落としが全体を総括する盛り上がり方ではなかったが、相変わらず妖怪を上手いこと使ったり、禅宗の歴史を上手く用いるなどして、物語に厚みがある。今回はある警察官の変貌ぶりが一興だった。連作に登場し続けるワトソン役の人物とある回限りの独白者がいるところにも特徴がある。舞台は箱根の正体不明な寺。被害者にも被疑者にも坊主が一杯、下界と結界の距離が縮まり、歴史が暴かれる。パイの皮を剥ぐように幾重にも重なっていて、また違う味が混ざったりして面白い。別の事件との関連もあるし、本当に上手だ。

    しかし、この連作、継続中だし、長編だし、登場人物は多いし、細部もしっかりしていて、好ましい要素がたくさんあるのに、読む前後に後悔する。新作を心待ちにもしない。にも関わらず、図書館で借りては一気に読んで、寝不足になる。

    なぜかは、今度、真面目に考えてみよう。

    2010/04/13、読了

  • 分からないことばかりでした

  • 京極堂第四弾。宗教色の強い作品だなーと。ちょっと理解まで遠かった。重さが、も・・・腱鞘炎になるって。

著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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