誰もが戻れない (講談社文庫)

  • 講談社 (2001年11月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (664ページ) / ISBN・EAN: 9784062732826

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるミステリーが展開され、主人公のアラン・バンクス首席警部が名門女子高校生徒の殺人事件を追いかける物語です。場面の切り替わりが鮮やかで、まるでテレビドラマを観ているかのように引き込まれます。...

感想・レビュー・書評

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  • イギリスTV「主任警部アラン・バンクス」シリーズの原作というので読む。

    場面場面の切り替わりがテレビの場面を思わせ、ぐいぐい先に読み進んだ。テレビのバンクスの方がちょっと年取っていて上品な感じ。本では他の警察の人も含め表現がけっこうどぎつい場面がある。特に女性に関して。今回事件が名門女子高校生徒の殺人、ということもあるか。

    時代設定は発表の同時代のようだ。TVではバンクスはマイルス・デイビスを聴いていたが、本ではブリテン、ジミヘンも聴いている。殺された女子高生の部屋には、パール・ジャム、ニルバーナのポスターが貼ってある。ピーター・ロビンスンは1955年生まれ。音楽好きなのか。文中に、今○○が流れている、ヘッドフォンで聞いているといって固有名詞で曲名やスターの名前が出てくる。

    1996発表
    2001.11.15第1刷 図書館

  • 色んな事が手遅れに…。

  • ピーター・ロビンスンのアラン・バンクス首席警部を主人公にしたシリーズ第9作(邦訳では6作目)。英国北部の田舎町で名門女学校生徒の絞殺死体が発見された。複数の容疑者の中から逮捕された教師は一貫して犯行を否認。証拠となったDNA鑑定を巡り、公判では白熱した論戦が繰り広げられる。ささやかな秘密、ほんのわずかな嘘によって二転三転する事件の意外な結末とは!? というのがあらすじ。前作までは創元推理文庫で出ていましたが、ブランクがあって、ここからは講談社文庫から出るようになります。ただし、未訳の作品がここまで二作あります。この作品は、邦題がすべてを表しているように思います。読後、やるせない気分にさせられること確実。

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著者プロフィール

おもな訳書に、サッカー『穴 HOLES』(講談社文庫)、ジャロー『印刷職人は、なぜ訴えられたのか』(あすなろ書房)、ゴダード『千尋の闇』(創元推理文庫)、野の水生名義で、フレンチ『そして、ぼくの旅はつづく』(福音館書店)、オブライエン『フクロウからのプロポーズ』(日経ナショナルジオグラフィック社)など。



「2018年 『城の王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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