フォー・ディア・ライフ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 991
感想 : 134
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062733069

感想・レビュー・書評

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  • 保育園経営、別の顔はよろず引き受け探偵!新宿二丁目。ワケアリな母たちが子供をあずけにくる無認可保育園の園長、花咲慎太郎。元刑事の経験を生かし探偵もする彼への依頼は、二件の人探しだったが……。
    Amazon より

    ハナちゃん、なんてペットの名前のようだ.だがしかし、実態は無認可保育園の園長と私立探偵の二足のわらじをはく男.
    柴田さんの描くストーリーで、問題を起こす人たちの動機はけっこう純粋なものが多い気がする.やっていることは許されることではないのだけれど、同時に同情もしてしまうのだ.
    人情深いハナちゃんの、保育園の園児に対する愛情は、過去への贖罪であり、同時に自分という存在の肯定でもある.厳しい現実と日々向き合うからこそ、無垢で純粋なものを大切にするのだろう.RICOシリーズの麻生さんみたいで、ちょっと惹かれる.

  • 半年程前に、iPhoneに変え、電子書籍で安く出ていたのでお試しで買ったもの。
    出先で、手元に本がないときなど、ちょこちょこ読んでいたので
    半年がかりで、読み終えました(^_^;)

    元警察官、保育園園長&探偵の花咲慎一郎さん
    悪ガキを暴力団から救出、家出娘の捜索などの探偵仕事が、実は繋がっていました。

    (しかし、読むのに間を空けすぎてしまった私が悪いですが、紙の本と違って、”さっきのあの部分”を 遡って探して読む、 というのはiPhoneでは難しいですね)



    この作品自体は随分古いものらしく、シリーズになっているそう。

    さらに、このブクログの他の人のレビューによると、ドラマ化もされていたとのこと。
    しかも私が読み始め~読み終わり の間にすっぽり収まる期間に(^_^;)

  • はじめて読んだハードボイルド作品。
    読んだのが結構前だったが主人公が裏世界にも精通しているが、本業はあくまで保育所の職員という設定なのがとても印象に残っている。
    どうもシリーズ物らしくそれの第一作目だったということなので、次回作も見つけ次第読んでみたい。

  • ハナちゃんとあだ名される花咲慎一郎。ハナちゃんなんて愛らしい感じですが、彼の生活はそんな感じではないですね・・・。資金不足の幼稚園の園長、そのために危ない仕事ばかりする羽目になる探偵業に園児の親のトラブルなどなど。

    本人も過去に訳ありだし、周りも訳あり。
    でもね、なんか読み終わったあとの気持ちは悪くない!!
    勿論嫌な内容もあるんですよ、子供の面倒をチャントみることが出来ない母親になんかさみしい気持ちになったり、自分はハナちゃんみたいに考えること出来ないだろうな~とか。

    ゲイの悲しい恋なんて、チョット良い話だし、家出娘は意外と良い子だし。
    でも、元少女漫画家の先生さん、高校生の男の子に手を出してはいけません!と突っ込んだり、まぁ~結構長いのかな~ってぐらいのページ数ですが飽きません!

    出てくる面々も結構・・・いや、なまら魅力的ですしね♪
    個人的には奈美先生が(笑)

    『For Dear Life』=一所懸命とか命からがらって意味らしいけれど、どっちもあってそうな内容だけど、どちらかというと一所懸命なハナちゃんを見習い頑張らないとな~ってちょっと思います!

    でも、真似はできません(笑)

  • 18年以上前の作品なのだが、、、、柴田よしき氏の花咲慎一郎シリーズの初めの事が理解できる。

    お人よしなのか?刑事から汚名で、失職し、新宿の無認可の保育園の経営を、元ヤクザの老妻からの願いで、営むことになったのだが、、、、
    赤字の保育園を補填するには、身体を張っての探偵業。
    そして、覚えのない少年からの父親疑惑まで、、、、

    何処まで、人がいいのだろうか?と、思われる主人公!
    だけど、憎めない人柄に、ハードボイルドに、人生の酸いも甘いも知るような話にのめり込んでしまう。

    子どもの虐待などの殺伐とした社会に、無認可であるが、心優しい園長(?)に、優しさと欲のなさが、人の心を掴むのかも・・・と、思いながら本を閉じた。

  • 13年前に書かれた本なのでメールとかの記述がかなり古く感じてしまう。ヤクザが漫画オタクというのもどうだろうか?

  • 柴田さんの作品にしては毒がなく明るいタッチ、すがすがしささえ感じられる。
    『聖なる黒夜』に登場したヤクザの愛人だった女医さんと山内にも再会出来た。

  • 山内練が出てくるということで読み始めたらやっぱり面白い!!はなちゃん最後までバタバタと…そして山内練との絡みもあり満足。

  • ハナちゃんシリーズ1作目。園長先生が子供達に日々、囲まれながらハートフルなホンワカ探偵系……だと思い込み選んだ本。全然違った(笑)登場する人物に重い過去があり、花咲本人もホンワカ探偵さんじゃなかった

  • 蜷悟?縺瑚イク縺励※縺上l縺セ縺励◆縲りゥ募愛騾壹j逋サ蝣エ莠コ迚ゥ縺ッ鬲?鴨逧??ゅ@縺九@繝上?繝峨〒縺。繧?▲縺ィ逍イ繧後◆

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著者プロフィール

1995年、『RIKO‐女神の永遠‐』で横溝正史賞を受賞。受賞作の主人公である村上緑子は、従来の女性刑事のイメージを一新したキャラクターとして人気を獲得した。以後、村上緑子シリーズ、そこから派生した麻生龍太郎シリーズ、京都を舞台に壮大なスケールで展開する伝奇小説「炎都」シリーズ、猫を主人公にした猫好き必読の本格推理小説 「猫探偵正太郎」シリーズ、そして近年は時代小説「お勝手のあん」シリーズなど、ジャンルを超えて、幅広く意欲作を発表し続けている。

「2022年 『自滅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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