王者(ライオン)のゲーム 上 (講談社文庫)

  • 講談社 (2001年11月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (736ページ) / ISBN・EAN: 9784062733083

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるストーリー展開が特徴の作品で、特に導入部分から読者を引き込む力があります。中盤には少しダルさを感じる場面もありますが、それを乗り越える価値があり、読者は「読むのをやめたら損」と感じること...

感想・レビュー・書評

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  • 全米ベストセラー1位の本書はやはり期待を裏切らない。
    FBI、CIA、テロリスト対策特別機動隊、ニューヨーク市警の各組織がテロリスト一人を追うため表面上は協力し合うが、実際には互いに信用せずあわよくば主導権を握ろうと丁々発止とやり合う。
    上巻だけで700ページ超えというボリュームながら、決して飽きさせない。並の作家ならストーリー展開のため地の文は状況説明やつなぎ的役割に終始するが、ネルソン・デミルは手を抜かずこれも面白い。もちろん、会話もウィットに富んでいて楽しめる。上巻でのつかみ(起承転結の起承)はばっちり、ってことで、下巻がどの様な展開と結末(転結)になるのか期待値のハードルは勝手に上がりまくる。

  • 息もつかせぬ展開で面白い。
    特に最初の導入部分から引き込まれる内容でかぶりつくように読めた。

  • 主人公ジョン・コーリーの皮肉なおしゃべりが最高です。

  • NY市警、FBI、CIAのジョークが冴えている。面白い。

  • これは飯田君に借りて読み出した本。恐ろしくダルダルな中盤。すうごいじかんがかかりました。でもおもしろいw。よむのやめたら損だとおもったので思わず買っちゃいました

  • 「わたし」の軽口が、気になるっちゃぁ気になりはしますが、逆にそれが、事態の深刻さを軽減する効果もあります。

    9.11以前の世界の話なので、ワールドトレードセンターが出てきますが、地下駐車場の爆破事件を経ても、いまだ健在です。そういう意味では、正に「前の世界の話」ですね。9.11の事を加味したら、この作品はどう変わるのか?

  • 「プラム・アイランド」のジョン・コーリーで第二弾が読めるなんて!

  • プラムアイランドからの続きのおはなし。ここから「獅子の決戦」までテロリスト・アサド・ハリ-ルとの戦いがはじまる。応答のない旅客機が到着するまでが。じつに長い。話が進行を始めれば一気に読める面白さ。コーリ-の軽口が実に面白い。この口の悪さがたまらない魅力となっている。

  • ジョン・コーリー・シリーズ ユーモアと機知 アクション物のバランスが絶妙

  • ネルソン・デミルの描く主人公ジョン・コーリーは破天荒だが天才的な閃きをもつ警察官あがりの連邦テロ対策チームのヒーローである。
    物語は、乗員・乗客300余名を乗せたパリ発のジャンボジェット機がJFKに無線交信を絶ったまま着陸、1名を除いて全員死亡という空前絶後の導入から息もつかせぬ展開でアメリカ本土に放たれた究極のテロリストとジョン・コーリーとの追跡劇が展開していく。

  • この手のストーリーとなると、やはり向こうの作品が1歩も2歩もリードしている感じだ。面白い。

  • アラブ系テロリストとニューヨーカー刑事の対決という筋立ては、多分ほかにもたくさんあるだろう。このジョン・コーリーのギャグセンスは、破天荒なようでインテリくさくもあり、なかなか面白い。
    300人を一挙に殺戮という設定は衝撃的だが、トム・クランシー『恐怖の総和』あたりから、こういうのはとてつもないインフレになっていて、なんだか麻痺してしまう。そういえば、本作の設定ではまだ世界貿易センターのツインビルが「在る」時代なのだ。

  • これはジョン・コーリーが恐ろしいテロリスト
    と戦う物語です。
    コーリーのキャラクターっていいですね。
    読んでいてほんと楽しいです。
    ストーリーは少ししか、意外な展開はありませんが、
    それでも十分面白かったです。
    続編も期待できそうですね。

  • ページを繰る手が止まらないとは正にこのこと。
    デミルの面目躍如たる本作は一級のエンタテインメント小説だ。上下巻ともに700ページを超える海外小説で1日に100ページ読める小説なんてほとんどなく、このことからもデミルの筆致の冴えが他の作家の追随を許さないものであることが証明される。

    しかし、「一級」のエンタテインメントであるが「超一級」のミステリではないことに留意したい。

    まず最後にハリールとコーリーの対決に決着がつかなかったこと。これに不満を覚える。
    ここまで盛り上げておいてしかも対決の場さえ与えておいて結局ジリ貧状態から脱出できないままで、暗殺者であるハリールが痺れを切らして退散してしまったというのは肩透かしを食らった感が否めない。
    なぜ作者は直接対決による決着を避けたのか?
    コーリーとハリールとの因縁について続編を書くためだろうか?
    しかし、航空機の乗客300名以上を殺戮し、さらにかつてリビア空爆に手を下した航空部隊のパイロット連中の暗殺もするという設定としては極上のエンタテインメントである本作品を超える場を今後二人に与えられるとは思えない。
    やはり本作でこのまま一気呵成に二人の決着まで収束するべきだったと思わずにはいられない。

    次にやはりこのデミルという作家は生粋のエンタテインメント作家であり、ミステリ作家ではない、いやミステリ作家にはなれないのだろうなということ。はっきり云ってこの物語は転がし方次第では第1級のミステリに成りえたのだ。

    物語の構成として、なぜ若き日のハリールが見舞われたリビア空爆という災禍を第2部という前段で早々と語ってしまったのだろうか?
    (下巻の感想に続く)

  • 無駄に長いジョークが…。

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著者プロフィール

翻訳家。1959年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。訳書に、スティーヴン・キング『アウトサイダー』、ジョン・グリシャム『冤罪法廷』、ジェイムズ・ヒルトン『チップス先生、さようなら』他多数。

「2022年 『はじめて読む!海外文学ブックガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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