- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062733229
感想・レビュー・書評
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S&Mシリーズ読破後に食後のコーヒーとして。目次は「ルーツ・ミステリィ100」「いまさら自作を語る」「森博嗣の多重な横顔」ということで、所謂ファンブックというかボーナスな本なわけだけど、普段の氏からすると明らかにサービスしすぎで、大変素晴らしい。特にルーツ〜は、普段はミステリについてクールな氏がこんなに饒舌に語っているというだけで驚きだけど、「らしさ」が感じられて納得。好きな部分がはっきりしてるんだよな。どの作品もすごく読んでみたくなった(実際何冊かもう買ったw)。森ファンなら絶対押さえておきたい一冊。
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森先生が出来るまでの片鱗が味わえます。
なんでも出来ちゃう人ってのは、センスという幹から枝葉が伸びてるんでしょうねえ〜とため息をつきながら。
私もセンスを磨こうと思いました。
森先生お薦めの本が100冊も紹介されていてラッキーです(ミステリ?ばっかりですけど)。
そこから新たな読書が始まる。これぞ本を読む醍醐味です。
そして、いつかは一人にだけでもいいから、読んでもらう側になることを夢想しつつ、また本を読むのでした。
ナインストーリーズは「エズミに捧ぐ」が、最高にぐっときました。 -
森博嗣の人物像に触れることができた、初めての本。「小説はあまり読まない」といいながらも、「森博嗣のルーツ・ミステリィ100」では古今東西のミステリの名作を押さえ、他にも独特の文章の元となっている作品が挙げられているので、感性を磨くのに大いに参考にさせてもらっている。
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森博嗣のルーツ・ミステリィ100が非常に参考になります。
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森作品を読むと、私の本質みたいな部分が剥き出しになる勢いなんですが、これはその傾向が一番でした。
多分、物語というフィルタを通さずに森博嗣という人に触れたからだと思います。うーん、僥倖!森作品は特に速く読んじゃうのですが、これはもうちょっぱや。
数学の問題みたいなんですよねー。証明問題みたいな感じっすかね。そして哲学って理系だという意見(?)を得たり。ブックレビュ(これ違うけど)参考に出来ない人ですが、読みたいなあ。
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作者が選ぶ「ミステリィ100」や、S&Mシリーズの解説、エッセイや漫画が載ってます。
森先生ファンとしては、盛りだくさんな内容にニッコリです☆