- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062733519
感想・レビュー・書評
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同じ大阪が舞台って事で、こんなに終始暴力暴力の作品だとは思わなかった。何も知らずに買った私が間違いだった。
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面白い。少しでも土地柄を知っているとなお面白い。
しかしVシネマの竹内力のインパクトがすごく、全てを持っていかれる。
岸和田少年愚連隊も好き。 -
やっぱりおもしろい。とにかくおもしろい。
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先日Twitterで中場さんが次回作を書くと仰っていた 物語の登場人物になって本を読むのは楽しいのだけれど 中場さんの作品はガリバー大女になって俯瞰で眺めたい 登場人物になったら痛いんだもん
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今まで大阪を舞台にした小説を読んだことが無いかもしれない。それなのでこれが初の大阪、岸和田を舞台にした小説であります。生まれも育ちも関東平野の私にはあまり馴染みが無く、未知の場所なのですが・・・もう恐怖です。人情に厚いお話かと思いきや、暴力・暴力・暴力!殺し寸前の大犯罪の連続ですやん!もう笑うに笑えず。恐るべしカオルちゃん、恐るべし、大阪(笑)
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竹内力が主演の『岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説』シリーズの方が好き。映画(Vシネ?)の方もアホみたいに強いし無茶苦茶やけど可愛げがあるし、全国高校総番を目指して番長達と喧嘩するので目標が分かって楽しい。 でも、コチラは高校生やなくてオッサン。ヤクザもビビるほど怖いオッサン。自分は強いモンが好きやし憧れてるからホンマはカオルちゃんが好きな筈やねんけど可愛げが無いから素直に好きになれんかった。 『じゃりン子チエ』のテツぐらいが可愛げが有って丁度いい。
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岸和田少年愚連隊 を読んだことがないが、「それでもスンナリ読めて面白いよ、小説で声あげて笑ってしまう」と知り合いが貸してくれたこの1冊。
面白かった。
リズミカルにトントンと読めて、細やかにバカバカしくてクスリとニヤけてしまう。
背表紙に、【奇想天外、呆気に取られて笑いがとまらぬ痛快バイオレンス小説】と書いてある。
たしかに、わー痛い痛いと眉間にシワよせてしまうような描写もおおいにあるが、それもなんだかすべてが、この一冊の「奇想天外さ」で、すべて冗談、ギャグ、そんなもののような気がして、どれも嫌味がない。
漫画「ONEPIECE」では、敵を「やっつける」「はったおす」という表現をするけれど、「殺す」「死ね」とは描かれない。
それに近いものを感じる。
書き手がそれを狙っているのかはわからないが、読者が受けたこの感じこそが、この小説の
「バイオレンスいっぱいなのに笑ってしまって心あったまっちゃってしゃあねぇ」
、な、味なのか。
登場人物、ひとりとしてイイヤツはいないのに
読み終えて、ドイツもコイツも愛おしくてしかたない。自分よりはるか年上であろうカオルちゃんすら、バカな弟のように可愛らしい。
ひさびさに、「楽しかったぁー」と思える本だった。 -
こえーんだ。でも爆笑。
スカッとしたいときに読むのがこの話。脳内でアカンてアカンてとツッコミながら読みます。
自分が兵庫なんでこのきったないことばがすんなり入ってしまう。
まあ関西弁と括っても大阪と兵庫じゃ違うんやけど、もっと違う関東圏の人とか読んだらどう読むんやろうって気になります。是非とも読んでみてください(笑) -
カオルちゃん、こわいなあ。
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最高