- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062733526
感想・レビュー・書評
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膝蓋骨を骨折して手術•入院するはめに
手術の痛みが治って病棟の談話室を覗いてみると、先客が残した本がいくつかあり、そのうちの一冊
どの話も面白いのだけれど、ドラマだと「来週につづく」といったところで終わってしまう
「ほんで?ほんでどうなるん?」
『古橋村の秋』は石田三成のお話
あまりにも続きが気になりすぎて、石田三成についてググってしまった
それくらい、終わってからの続きが気になる物語ばかり
収録作品
花冷え
虹
片葉の葦
女子豹変す
胸突坂
古橋村の秋
待てば日和も詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北原さんは,思いつめた人,その思いつめた人を端から冷静に見守る人を描くことが多い。
一方で,どうにもならない現状を受け入れながら達観している人々もちらほら。
慶次郎縁側日記の慶次郎がその最たるものだった。
続編が二度と読めないのが残念で仕方ない。 -
時代物は初めて読むかも。
まだ途中だが、江戸言葉が新鮮で、読書をしているのに聴覚が刺激される感じがする。 -
同類の女、立場の逆転した女同士の情を描く「片葉の葦」「胸突坂」
「待てば日和も」お気に入り。 -
江戸時代の女性の奥ゆかしさとか強さが、ちょっと詩的?絵的?な表現で書かれていて綺麗な文章でした。
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いつの時代でも女の子に生まれてよかったと思う。
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花冷え
二年待った女の結末
虹
バツ216歳年上の男へ嫁ぐことを決める女と母
片葉の葦
女子豹変す
胸突坂
古橋村の秋
待てば日和も -
仕草の描写が好きです。「女子豹変す」と「胸突坂」が面白かった。
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もう少し読後感が良かったらいいのですが
宇江佐真理のように、人生の深みを書いて
欲しい
24.7.10再読(3年ぶり) -
短編集。「胸突坂」には働く女の意地と涙が詰まっています。