- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062733816
感想・レビュー・書評
-
七つの短編はどれも面白く、久々にスッキリと楽しかったと言える読書になりました。井上さんの作品は外れがないですね。素晴らしかったです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017/11/20 19:17:52
-
短編集だけに切れ味はいい。この作者の本は、徐々に手に入れにくくなってきているので、みつけたら、確保しておくことをお勧めする。
-
中国 宋代が舞台の短編集。「芙蓉怨」と「白夫人」がいいねえ。一途さ、ひたむきさの表裏。
「涅」もたんたんとした狄青がいいです。
ところで中国史に全然造詣ないのですが、この辺があれだよね、「シュトヘル」? 「涅」で西夏とかタングートとかでてきてへーとか。ぼんやり読んでるなあ。 -
宋代の話を集めた短編集。
高宗期の話が多い。
米芾や狄青ら抑えてあるとこは抑えてるから楽しめた。 -
短編集で、宋代の、金に包囲された後の時期の短編が殆どです。<br>
どれもブレがなくて読みやすいです。印象に残ったのは『白夫人』なのですが、まさか「あの話」の元という形で見るとは思いませんでした。途中であっと思わずにはいられないモノです。<br>
元々宋代(全ての時代もと言えますが)には詳しくないのですがそれでもすんなりと理解しやすくなっていて易しいです。 -
歴史小説をはじめて読んだ本。
-
この人、中華ファンタジィとか書いてるより、歴史物作家になったほうが絶対よいと思う。秀逸な短編集。