公主帰還 (講談社文庫 い 80-3)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 58
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062733816

感想・レビュー・書評

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  • 七つの短編はどれも面白く、久々にスッキリと楽しかったと言える読書になりました。井上さんの作品は外れがないですね。素晴らしかったです。

  • 2017/11/20 19:17:52

  • 短編集だけに切れ味はいい。この作者の本は、徐々に手に入れにくくなってきているので、みつけたら、確保しておくことをお勧めする。

  • 中国 宋代が舞台の短編集。「芙蓉怨」と「白夫人」がいいねえ。一途さ、ひたむきさの表裏。
    「涅」もたんたんとした狄青がいいです。

    ところで中国史に全然造詣ないのですが、この辺があれだよね、「シュトヘル」? 「涅」で西夏とかタングートとかでてきてへーとか。ぼんやり読んでるなあ。

  • 宋代の話を集めた短編集。
    高宗期の話が多い。
    米芾や狄青ら抑えてあるとこは抑えてるから楽しめた。

  • 短編集で、宋代の、金に包囲された後の時期の短編が殆どです。<br>
    どれもブレがなくて読みやすいです。印象に残ったのは『白夫人』なのですが、まさか「あの話」の元という形で見るとは思いませんでした。途中であっと思わずにはいられないモノです。<br>
    元々宋代(全ての時代もと言えますが)には詳しくないのですがそれでもすんなりと理解しやすくなっていて易しいです。

  • 歴史小説をはじめて読んだ本。

  • この人、中華ファンタジィとか書いてるより、歴史物作家になったほうが絶対よいと思う。秀逸な短編集。

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著者プロフィール

井上祐美子
姫路市生まれ。神戸大卒。『長安異神伝』『桃花源奇譚』
などで人気を博した後、本格的な中国歴史小説に取り組み、『桃夭記』で吉川英治文学新人賞候補となる。『五王戦国志』『非花』『海東青 摂政王ドルゴン』『臨安水滸伝』『公主帰還』『紅顔』『朱唇』『青天 包判官事件簿』ほか著作多数。

「2022年 『新装版 桃花源奇譚4 東京残桃夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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