エロティシズム12幻想 (講談社文庫)

  • 講談社 (2002年3月18日発売)
3.12
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784062733939

みんなの感想まとめ

多様な短編が集まったこの作品は、エロスを超えた欲望の探求をテーマにしており、各作者の独自の視点が光ります。読者は、異なるスタイルやアプローチで描かれた物語の数々を通じて、さまざまな感情や思考を体験する...

感想・レビュー・書評

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  • 様々なフェチ、というより性癖を、様々なシチュエーションで描いた官能小説。ほんのり、というわけではなく、がっつりで、18禁にすべき本。
    ここまでどぎついと思っていなかったのでビックリ。後半に行くにつれてレベルが上がっていくように思われる。近親、同性といった形から、言葉にし難い形まで。む、胸焼けがする。

  • 「インキュバス言語」 牧野修
    「恋人」有栖川有栖
    「和服継承」菅浩江
    「ドールハウスの情景」 我孫子武丸
    「荒野の基督」皆川ゆか
    「サンルーム」新津きよみ
    「FLUSH(水洗装置)」南智子
    「非時(ときじく)の香(かく)の木の実」 竹本健治
    「アルバトロス」 津原泰水
    「翼人たち」 森奈津子
    「活人画」北原尚彦
    「鬼交」京極夏彦
    「ノオト」滝沢解


    京極さん有栖川さん目当てで欲しい!

  • 本の題名にもなっているエロティシズムとは「リビドーの美的次元に焦点を当てた概念」なのだそうだ。同じエロでも、カテゴリ分類の官能小説には、美的次元らしきものは少しも感じない。本書、12作品中とくに、皆川ゆか著『荒野の基督』が優れていた。それが美的なのかわからないが、不思議な異次元体験することはまちがいない。

  • 監修が津原泰水さんだというので、前から気になっていた。京極夏彦氏も書いてるし。それぞれに趣向が凝らされている競作集で、あらためてエロティシズムと幻想はよく合うものだなあと思う。ただ、予想通り、嗜虐と暴力のにおいが立ちこめるものが目について、そういうのはあまり好きじゃないのだ。これもエロティシズムとは切り離せないものだとは思うけど。

  • あどけない恋人の欠片。和服の美女がかいま見せる狂気。魔性との交わり。有栖川有栖、菅浩江、京極夏彦ら現代の名手が、エロティシズムをキイワードに筆をきそう。激しく、艶やかに彩られた12の物語が、読者の心に潜む願望を甘く導くそのさきには…。忘我のむこうを感じさせてくれる極上競作集、第一弾。

    「インキュバス言語」牧野修
    「恋人」有栖川有栖
    「和服継承」菅浩江
    「ドールハウスの情景」我孫子武丸
    「荒野の基督」皆川ゆか
    「サンルーム」新津きよみ
    「FLUSH(水洗装置)」南智子
    「非時(ときじく)の香(かく)の木の実」 竹本健治
    「アルバトロス」 津原泰水
    「翼人たち」森奈津子
    「活人画」北原尚彦
    「鬼交」京極夏彦
    「ノオト」滝沢解

    有栖川氏の作品を貪欲に読み続けているがために手にとった1冊。
    私には向いていなかった。
    でもやはり有栖川氏の作品はその中でも切なく……。
    京極氏の作品も読めてよかった。

    そのくらいです。

  • 少女の歯を口の中で砕く話がとても官能的でそそられた。

  • 「エロティシズム」をテーマにしたアンソロジー。
    ミステリ作家のエロティシズムって?と興味津々で読み始めたけど、なんだかなあ。
    切り口もいろいろなんだけど、思ってたのと違う。
    気持ちの悪くなる話も多い。
    冒頭の牧野さんの文章は最初から気分が悪くなる。エロさとかでなく。
    けっこう読み飛ばしちゃった。

    デジャヴな気もするけど、こういうのは好き。「恋人」有栖川有栖
    和装のエロさって、そういうことか!「和服継承」菅浩江
    ジワジワしたこの感じがたまらない。「大丈夫」という言葉にこんなにホッとさせられるなんて。「鬼交」京極夏彦

  • どんな主題であってもこういう作品を書きますっていう、自作に対する潔癖な姿勢はうかがえました。さすがにストレートにはきませんよね。

    この本を手に取った目的でもあった有栖川さんと京極さんは、巧く、逃げたような・笑。
    逆に言えば、お二方のスタンスが良く現れていたということでしょう。

  • 幻想的で、かつエロティシズム薫る珠玉のアンソロジー。中には首を傾げるようなものもあるにははるのだが、それは好みの問題かもしれない。

  • (2010.10)

  • 12人の作家による短編集。管浩江の『和服継承』、作者不詳の『活人画』が良かった。「エロ」と「エロス(エロティシズム)」は全く違うと思う。他の作品はワタシの印象では「エロ」小説。

  • 官能のあまい痛みと知的昂奮当代の人気作家が集結した極上競作集《12幻想》第1弾!

    あどけない恋人の欠片。和服の美女がかいま見せる狂気。魔性との交わり。有栖川有栖、菅浩江、京極夏彦ら現代の名手が、エロティシズムをキイワードに筆をきそう。激しく、艶やかに彩られた12の物語が、読者の心に潜む願望を甘く導くそのさきには……。忘我のむこうを感じさせてくれる極上競作集

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著者プロフィール

1964年広島市生まれ。青山学院大学卒業。“津原やすみ”名義での活動を経て、97年“津原泰水”名義で『妖都』を発表。著書に『蘆屋家の崩壊』『ブラバン』『バレエ・メカニック』『11』(Twitter文学賞)他多数。

「2023年 『五色の舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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