垂里冴子のお見合いと推理 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 139
感想 : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062733946

感想・レビュー・書評

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  • 初めての作家さんだったが、お見合いと探偵というギャップに惹かれて購入。買ってはじめて、短編集だと気づく。サクサク読めて、ほんとにライトミステリって感じ。嫌いじゃないけど、あとには残らない感じ。冴子さんのイメージは絶対壇蜜☆意外とドラマ化したらおもしろいかも☆

  • 冴子さんがお見合いに出向くと、なんでか事件が起こる。おっとりした冴子さんは、その真実を見抜くことができる?これ、コージーだよね?冴子らぶな弟目線がいいですね。なかなかよかった。続編も出ているので楽しみです。

  • 生ける屍の死を読了後、山口雅也先生の作品を!猛烈に!読みたいぜ!!と思い立ち、翌日に即購入しました。

    山口先生の文章、好きかもしれない。いつものミステリと読みやすさが全然違う気がする。
    文章は平易だし、堅苦しくないけど軽くもないし、取り立てて心に残る表現や何かがあるわけじゃないけど、何かしっくりして好きなんだよなあ。…相性でしょうね!~浅い分析終わり~

    ミステリの感想いきまっす(^o^)/

    何度お見合いをしても良縁に恵まれない「おっとりヤマトナデシコ」が、お見合いの度に遭遇する奇妙な四つの事件を収録しています。

    彼女自身には全く非がないし、読書好きで普段着がお着物のメガネっこだし、すごくお淑やかなお嬢さん(アラサー)じゃないの…と、当節の私と重なる部分もあって非常にグサグサと刺さりまくりました。いや、読書好きしか被ってないけど…←

    そんな素敵な淑女・垂里冴子さんももちろん魅力的なんですが、何より良かったのは彼女を取り巻く垂里家の人々!

    米兵とステディな関係を築いちゃったりする垂里家のトラブルメーカー・空美(次女)や、
    シスコン(冴子限定(笑))気味な文学青年・京一くん(長男)、
    そしてお見合いハンター・仲人のプロである合子伯母様。
    …パパとママは普通だったかな…(笑)

    とにかく、この面々がお見合いをしっちゃかめっちゃか言い合うのが面白い(^o^)
    お見合いの当人であるはずの冴子がオットリユックリ話を進めていくのに対して、周囲は「結婚できないのは我が家の呪いのせいだ!」「24過ぎたら女は売れ残りだ!」と喧々諤々するのが愉快なこと!

    今読むと、「結婚せざるは女の恥」みたいな部分が引っ掛かったりする方もいるかもしれませんが、そこはそれ、「お約束」としてこの様式美を楽しまないと損かなあ、と思ったりしたり。

    謎自体は殺人事件や死亡事件を扱っているにしても、今でいう「日常の謎」に分類したくなるような内容です。読者が読んで推理するというよりは、冴子探偵の直観や閃きに支えられたシンプルな推理を楽しみましょう、なコージーミステリ。重厚な本格推理小説を読んだ後なんか、こういうの読みたくなりますね。
    お気に入り作家に登録決定です、はい\(^o^)/わーい



    ◎春の章「十三回目の不吉なお見合い」…垂里家の娘は結婚できないーーそんな呪いの伝承(?)が伝わる垂里家の聡明な長女・冴子(33歳)。お見合いハンターである伯母の紹介で13度目のお見合いに臨むが、果たしてお見合いの次の日、その見合い相手の死体を発見してしまう。

    ◎夏の章「海に消ゆ」…自衛官との見合いの席で、見合い相手の男が忽然と姿を消した。同席していた彼の母親は、「海に消ゆ」という謎の言葉を残し、結局彼が見つからないまま見合いは終了。ところが、後日、彼が実は数年前に既に死んでいるという事実が発覚し…。

    ◎秋の章「空美の改心」…ステディな仲だった米兵のジョーに振られ、意気消沈していた垂里家の問題児・空美。恋愛結婚至上主義だった彼女は、姉の冴子の代わりにお見合いすることになるが、見合いの席の場で相手が謎の急死を遂げ…。

    ◎冬の章「冴子の運命」…読書好きの冴子にピッタリだと紹介された今度のお見合い相手は、薄幸の小説家? 「自分の周囲の人間は不可解な死を遂げる」ーー彼の言葉通り、彼は両親・育ての親・恋人・婚約者を過去に喪っていた。

  • 2014.7.5.きっと、本流ではない作品から山口雅也さん初読み。お見合いするたびに事件に巻き込まれる垂里冴子。破天荒な妹空美弟京一三人きょうだいのキャラ設定が面白かった。もちろん事件もそれぞれ、なぜだろうっていう興味が一つ一つ解決できて良かった。解説が加納朋子さんで、それも面白かった。

  • ところどころに時代を感じる…笑
    非常にコミカルな作品。

  • 裏表紙より:垂里家の長女・冴子、当年とって33歳、未婚。美しく聡明、なおかつ控えめな彼女に縁談が持ち込まれるたびに、起こる事件。冴子は事件を解決するが、縁談は、流れてしまう・・・。見合いはすれども、嫁には行かぬ、数奇な冴子の運命と奇妙な事件たちを名人上手の筆で描き出す、特上の連作ミステリーついに文庫化。

  • 「すいり・さえこ」さんが、お見合いのたびに謎を解く短編集。
    お察しの通り、さえこさんのご家族も、一ひねり、ミステリに関するお名前で、くすっと笑えます。

  • 4-

  • 良くも悪くも無難な作品。軽いミステリが読みたいときに。

  • [加納朋子さんが解説を書いている]
    文庫版解説 加納朋子

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著者プロフィール

山口 雅也(やまぐち・まさや)
1954年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。’89年『生ける屍の死』で作家デビュー。’95年『日本殺人事件』で第48回日本推理作家協会賞を受賞。キッド・ピストルズシリーズ、垂里冴子シリーズ、Mシリーズなどシリーズ作品多数。シリーズ外の代表作に『奇偶』。近著に『落語魅捨理全集 坊主の愉しみ』『ミッドナイツ』など。

「2020年 『7人の名探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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