燻り (講談社文庫)

  • 講談社 (2002年4月18日発売)
3.08
  • (2)
  • (11)
  • (31)
  • (5)
  • (3)
本棚登録 : 142
感想 : 11
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784062734158

みんなの感想まとめ

犯罪と悪事が織り成す緊張感あふれる世界が描かれた短篇集で、9つの物語はヤクザや詐欺師たちの中途半端な成功と失敗を通じて、彼らの「くすぶり」を浮き彫りにします。関西弁での軽妙なやり取りや、思わず笑ってし...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 非合法的な金稼ぎや悪事が
    きれいさっぱり完全燃焼などするわけないっ。

    いつまでもぶすぶすと燻り続け、
    後々、まずい痕跡が残ってしまうのだ。

    わかっていながら
    あーだこーだと関西弁で嘆く様が、
    ちょっと可笑しかった♪
    (笑うところでは無いのかもしれませんが。)

  • 短編集

  • 9篇の短篇集。
    ヤクザ、恐喝、詐欺、殺人、あらゆる犯罪でうまくいかない中途半端、
    つまりは『くすぶり』の集まり。
    読みながら、何処かで繋がっているのか深読みさせつつ、
    全くそんなこともないくすぶり振り。
    特にオチはなし。

  • 作品の紹介
    騙し騙され、一攫千金を狙っては燻り続ける男たち。関西アンダーグラウンド世界に蠢く悪党どもが、シノギを削って繰り広げる暗躍死闘を活き活きと描く。悪事の手際、会話の一言、仕種の細部にまで行き渡った、痺れるほどの緊張感とリアリティ。極上のピカレスク・ハードボイルド、9編を収録した傑作集。

  • 小悪党が一発当てようと様々なことを計画するが悉く一枚上手の相手に遣り込められて可笑しい。

  • オチが弱いというか、全体に平坦な感じ。「てとろどときしん」の方がキャラが立っている分おもしろい。でも燻りだからいいのか。

  • う〜ん、黒川さんの事実だけを淡々と描写していくスタイルは短編には向かないですね。短編だと単なる事件レポに近い。事件自体が面白い「迷い骨」は面白かったですけど。

  • 070220 短編集でも会話のやり取りが面白かった。

  • <div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406273415X/ieiriblog-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/406273415X.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406273415X/ieiriblog-22" target="_blank">燻り</a></div><div class="booklog-pub">黒川 博行 / 講談社(2002/04)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:95,112位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/5.gif"><br><div class="booklog-review" style="margin-top:6px; padding-left:3px;"><img src="http://booklog.jp/img/5.gif" align="absmiddle">味わいのある短編<br></div></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406273415X/ieiriblog-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/asin/406273415X" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>
    <BR>
    お薦め度:☆☆☆+α<BR>
    <BR>
    <BR>
    1998年刊行の短篇集。<BR>
    「燻り」、「腐れ縁」、「地を拂ふ」、「二兎を追ふ」、「夜飛ぶ」、「迷ひ骨」、「タイト・フォーカス」、「忘れた鍵」、「錆」の9篇からなる。<BR>
    「燻り」とは「燻つてゐるヤツ」つまり「どうもパッとしないヤツ」といつたやうな意味らしい。<BR>
    確かにこの短篇集に出てくるヤツらはみんなパッとしない。<BR>
    骨から被害者を特定するのは難しいらしいが、「迷ひ骨」では警察の搜査を逆手にとる發想が面白かつた。<BR>
    <BR>
    <BR>
    2005年6月2日讀了

全10件中 1 - 10件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒川博行の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×