- 講談社 (2002年6月18日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (536ページ) / ISBN・EAN: 9784062734653
みんなの感想まとめ
個性豊かなキャラクターたちが織りなすストーリーは、20世紀末の不安をリアルに描き出しており、読者に深い考察を促します。特に、教祖と通訳の独特な組み合わせが物語の魅力を引き立て、緊迫感を生んでいます。オ...
感想・レビュー・書評
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個性を持ったキャラクターがしっかりと配置されていて、ストーリーも飽きさせない。20世紀末の漠然とした不安を顕在化させてやる!と思った人がいてもおかしくないのではないか、と訴えるよう。
おそらくオウム真理教を下敷きに、いやきっかけにこのような集団は本当にいたんではないかと思わされる。それぞれのキャラクターとそれにまつわるストーリーがどのように統合されるか、下巻に期待。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教祖と通訳の組み合わせという構造からしてすごい。
興奮した。 -
大江健三郎を語りたくって読んでみた。初期からはじまり晩年へとつづく大江作品は多数出版されていて、過去に短編集を読んだ程度だったので、今回は晩年作品の長編『宙返り』に挑戦してみた。レビューは下巻で
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長かった。長い道のりだった。しかし、大江健三郎はこのくらいの、ある程度の長さがなければ醸し出されないものがある気がする。だから、この長さは半ば必然的な長さだったのだと思う。途中、面白くて面白くて、一回休憩入れないと駄目だ、勿体無いわ、と思って、休憩入れてまた読んで、というのを繰り返しながら。大江作品には本質的に悲嘆に暮れている人間がいないように感じる。みんな、どこかしら明るい。リジョイス!と叫びたくなる、そういう明るさがある。これでレイトワークは読みきったので、ここからはもうちょっと自由に年代を考えないで読んでいこうか、それとも順番にできるだけ沿って、次は「燃えあがる緑の木」三部作に手を付けるべきか、ちょっと悩む。しかし、一方ではいったん大江を休憩して、他のものをがっつり読みたいっていう欲求もまたある。(10/7/5)
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ヨナ記(旧約聖書)ご一緒に
著者プロフィール
大江健三郎の作品
