マークスの山(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2630
レビュー : 240
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062734929

感想・レビュー・書評

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  • とにかく長くて重くて、最後あたりはギブアップ気味。登場人物も覚えきれず。

  • 殺人犯を特定できない警察をあざ笑うかのように、次々と人を殺し続けるマークス。捜査情報を共有できない刑事たちが苛立つ一方、事件は地検にも及ぶ。事件を解くカギは、マークスが握る秘密にあった。凶暴で狡知に長ける殺人鬼にたどり着いた合田刑事が見たものは……。リアルな筆致で描く警察小説の最高峰。

  • やっぱり後半が雑

  • 長かったーー。
    上・下に分かれてるから長いんじゃなくて、上下それぞれに長かった。
    その割には広げた風呂敷が完全には畳めてない気がして、この長い道のりを乗り切った労力への報酬は??となりました。

  • 精神に障害を持った者の視点から描く部分が苦手だが、この作品の場合、妙に粘っこく訴えてくる。

  • 下巻に期待したが、最後まで入り込めず。

    盛り上がりの雰囲気は感じるものの、
    私はかやのそとからそれを眺めているようにしか読めなかった。

  • 上巻に続き、同僚のオススメで読んだ。予想通り、下巻の方がよかった。それまで読み進めるのが大変だった私でも、最後の5分の1は、一気に読めました。ところどころ、ちゃんと理解しないまま読んでしまったので、最終的にあの事件は?とかわからないこともあり、もう一度読まないと私にはわからないのかも。でも、読み切れたのは満足。読み終わっですぐに寝たのだが、案の定怖い夢をみた。ミステリーは向いていないのかなぁ。

  • 捜査過程の描写がリアルで読み応えがあった。圧力・派閥争いなどの逆境的状況にありながらも、真相にじりじりと迫っていく主人公達に「刑事」という人間の執念を感じた。ただ肝心の真相解明のくだりには、肩透かしを喰らったような感が残った。

  • 「マークス」の意味は解ったが、何を 訴えたいのかが・・・?
    単純に一言でいえば おもしろくなかった。

  • 今日橋下徹のtwitterでコケおろされた高村薫氏の小説。
    皆さんのレビューにも書いてあります通り登場人物の多さで少し読みにくい。
    マークスにとっての山、水沢裕之の山、合田の山、それぞれの山に対する概念を考えさせられる。

    マークスの連中は育った環境や悩み事が違うが山という際どい関係性について繋がっている。社会的成功者になったが罪を起こす場所も山というのは蓋然性でいはなく必然性であったのではないか?

    水沢裕之の山は精神的支柱で超越的な物でやはり死すべき場所も山であるのは必然性。

    合田の山は超えるべき物、そこに山があるから登るんだ、という言葉がピッタリの人物。

著者プロフィール

高村 薫(たかむら かおる)
1953年大阪市東住吉区生まれ、現在大阪府吹田市在住。国際基督教大学教養学部人文学科(フランス文学専攻)卒業。外資系商社の勤務を経て、作家活動に入る。
1990年『黄金を抱いて翔べ』で日本推理サスペンス大賞、1993年『マークスの山』で直木三十五賞、1998年『レディ・ジョーカー』で毎日出版文化賞、2016年刊行の『土の記』では大佛次郎賞、野間文芸賞、毎日芸術賞をそれぞれ受賞し、新たな代表作となった。
『レディ・ジョーカー』を境として、重厚な社会派ミステリーから純文学に転向。織田作之助賞選考委員を務める。

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