どうころんでも社会科 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2002年8月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (286ページ) / ISBN・EAN: 9784062735148

みんなの感想まとめ

社会科の本質に迫る内容が魅力的で、著者は社会を人間の生活や哲学として捉えています。学生時代にはテストのための知識詰め込みと感じられることも多いですが、年を重ねるにつれて社会の背景やその面白さに気づくよ...

感想・レビュー・書評

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  • 社会科ってこういうのが社会科だよね。

    と思う。でも、テストはできない。

    作者もいうように、
    理科は現象の原因を考える教科だが
    社会科は原因を考えないで結果だけを頭につめこんでいくものように思えた。
    というのは学生のことです。

    しかしね、
    これまた作者がいうように、
    社会科ってのは人間の生活であり、哲学なのです。

    ということに同意するわけです。

    これまた作者に同意するわけですが(笑)
    社会が面白いと思うのは年を取ってからなんですよね、

    生活の背景をみるのが面白いわけです。

    これまた作者に同意するわけですが(笑)
    西原さんは社会と生身でぶつかっているなとおもうわけです。

  • この2人の出す本は全部面白いです。西原理恵子の漫画が、清水義範先生の文章に軽い箸休め的で味わえるシリーズです。

  • 国語にせよ英語にせよ、こういう視点で学校の科目をとらえていたなら勉強にもう少し打ち込めたかなと思わせてくださる。まぁ言い訳だけど。地理と歴史と公民がリンクしているって、確かにあたりまえなんだけれど、学生時代、いやこの本を読むまでそんな感覚はなかったものなぁ。

  • 「飛びすぎる教室」より面白かった。「幻の昆布ロード」、沖縄の昆布料理は、富山の薬売りと北前船、薩摩藩の借金から生まれたとのこと。調所笑左衛門も出てきた。なるほど。

  • 読書録「どうころんでも社会科」3

    著者 清水義範
    え  西原理恵子
    出版 講談社

    P108より引用
    “言うまでもないが、結局は昆布というものが、実にいい味の出
    る、おいしいものだから好まれたのである。押しつけられてもま
    ずい物は定着しない。”

     目次から抜粋引用
    “リアス式海岸とは何か
     まぼろしの昆布ロード
     縄文時代を考えてみる
     富士山と月見草
     歴史だらけの二都物語”

     小説家・エッセイストと漫画家のコンビで送る、学校の社会科
    で習ったようなことを、より面白く教えてくれる一冊。
     知多半島についてからイスタンブールについてまで、西原市の
    マンガとともに書かれています。

     上記の引用は、江戸時代の昆布の流通について書かれた章での
    一文。何事もいいものでなければ定着しないものだと思いたいと
    ころですが、元の値打ちと関係なく良いと言い張り続けられたこ
    とで、定着しているものも少なくないように思います。
     P60のはっぱ(発破)屋の話が、映画のワンシーンに出てきそう
    な感じで、お気に入りです。タバコで導火線に火をつける絵を見
    て、「クロコダイル・ダンディー」を思い出しました。確か二作
    目のオープニングだったでしょうか、ダイナマイトに葉巻で火を
    付けて魚をとっていたシーンが有ったように記憶しています。

    ーーーーー

  • 西原理恵子さんの絵があったので選んだ本でしたが、よくよく見てみたら文章は他の人でした。人気シリーズのうちの一冊らしく、とても面白くスラスラ読み進められる内容でした。社会科よりは理科の方が好きなので、そっちの方も読んでみよう。

  • 『知多半島はそんなに田舎か』という一本目に釣られて。

    知多半島民からすると「結構田舎」だけれど、
    地理、歴史、産業など社会的角度から切り込んでいて、
    田舎なりの誇れるものも少し見えたような気した。
    (高校時代に得たその誇りのせいで大学院まで進むとは思わなかった…)

    もちろん、地元か否かでなく、
    日本のどこにもそういういいところはある、ということだと思う。
    時には社会的な目線で探索してみるのもよさそう。

  • どの章も凄く面白かった。社会などと難しく考えないで、目に見える色んな事に興味を持って接すると新しい発見があって楽しいことがよくわかった。

  • ・8/13 再びこの人の本.これで3作目だ.今度は社会科.のっけは知多半島といういまいち興味の無い話から入ったが、そのうちいろいろ面白い知識が得られそうな予感がする.特に富士山の話なんかは期待できそうだ.
    ・8/14 今回もなかなかためになる.今のところ「社会科は教育を受ける時代や背景によって内容や教え方が違って当たり前」とか「昆布ロード」「縄文時代は日本の歴史で一番期間が長い」など.西原のマンガはいつも冴えてて笑えるし.
    ・8/15 まほろば、か.いろいろ知らないことがまだまだ多いな.歴史なんかは最近興味を持っていろいろ本を読んでも、忘れてしまうことも多いしなかなか身につかないもんだ.でももっといろんなことを知りたいという知的好奇心をくすぐられる本だった.

  • 「日本語使い」のハカセが、毎日かあちゃんの挿画をそえての社会科にまつわるエッセイ。
    昆布ロードの話は、知らなかったし、面白かった。そういえばとろろ昆布で巻いたおにぎりって、東京のコンビニではあんまり見ないなぁ。

  • 080904(n 080919)
    081202(n 090201)
    090924(a 091002)
    100309(n 100711)
    101223(a)

  • 社会でやると、もうちっとテンポ良くコンパクトに情報を詰めないといかんのかもしれんな。

  • このひとの文章はいつも、あたしの目からウロコをこぼれさせてくれる。大好きです。

  • いきなり知多半島は田舎ではない、という話からはじまる。北で採れる昆布がなぜ大阪や沖縄で料理によく使われるのか、知ってました? 社会は楽しい

  • 社会科とタイトルにもあるとおり各都市、地方をテーマに歴史的に見たり土地柄 地域性からみて書かれている。
    西原理恵子のイラストも面白い
     沖縄でかなり消費されている昆布は北海道で取れた物で沖縄では昆布が取れない。北海道、沖縄 大阪とそれぞれの歴史的関係をみて、それがどうしてか説明しているのが面白かった
    頷きながら読んでしまった
    (05/2/28)

  • 社会って暗記で面白くない。これが世間一般の社会という教科への印象。でも社会って生活にとても身近なもので、知れば知るほど面白いものだと教えてくれる本。
    北海道産のこんぶがなぜ沖縄や富山で多く消費されているのか、など、ためになってうなってしまう話があります。こういう社会の授業したいな〜。

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著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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