- Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062735285
感想・レビュー・書評
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地図がほしいなあ、、というのがまず第一ですが、世の中便利なもので、Google Mapにアテルイに出てくる地名と、その地名に関する本文の中の描写(簡単なもの)が落としてくれているものがあります。これで安心。
お話としては胸熱くなる、で、評価する、しない以前に好き。 ただし、アテルイが若ーいころからあんなに「リーダー」の資質を見せまくっていて、そこらへん、もっと葛藤があってもいいような。。まあ、そこまでのビルドゥング・ロマンスも取り入れてしまうと長くなって仕方ない、というのもあるだろうけど。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
蝦夷の棟梁にして朝廷と争ったアテルイを主人公に据えた歴史小説。熱い内容だった。読みながら思わず目頭が熱くなること数度。
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奈良時代~平安時代にかけての、朝廷と東北の対立を描いた歴史小説。東北側の視点から描かれており、登場人物が魅力的。
2012/2/25 -
東北の民達の生き様が熱く読んでいて清々しい。オススメ。
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高橋克彦著「炎立つ」がとても面白かったので、同氏の東北三部作である「火怨」を手に取る。
主人公は8世紀の蝦夷の若きリーダーの阿弖流為(アテルイ)。優れた戦術家である母礼と共に朝廷軍に対峙していく。
当時の蝦夷はまだ小さな部族集団が群割割拠していたのだが、阿弖流為のリーダーシップの下に軍備を組織化していくことになる。
上巻は蝦夷側の上り調子が続き、ストーリー的にはやや単調。(「炎立つ」は、攻守が入れ替わり、ハラハラドキドキ感が強かったのだが)
下巻はいよいよ坂上田村麻呂が登場することになり、面白い展開になることを期待している。 -
平安時代の伝説の蝦夷アテルイを描いた作品。
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つまらない。作者の筆力が足りない。会話のセンスがなく、ただただ冗長。