盤上の敵 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1324
レビュー : 177
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735636

感想・レビュー・書評

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  • 続きが気になって一気に読める。凄い構成でした。内容は本当に読んでいて辛かったし痛みを感じました。

  • チェスにハマってしまったので、”駒”が表紙に描かれているという理由だけで購入。全然チェスカンケーない。でもでも、大満足!面白い!これだからミステリー好きはやめられない。中盤から後半にかけての、ドンデンドンデン返しにもう夢中。久々に仕事をほっぽり出して読んだ。仕事中じゃなくてね。

  • 本編前に「本書は慰めや、安らかな心を得たい人には不向きです」と書かれている独特な作品。

    自宅に猟銃を持った男が立てこもり、妻を人質としてとられた主人公。
    テレビのディレクターである主人公が警察の目をすり抜け、妻を救い出すまでをチェスに見立て描いた本作。

    物語はというと、ひとつのテーマが「完全悪」になっており、読み方によっては冒頭に書かれているように、胸のボトム辺りに重しを吊るされたような気持に陥ります。
    しかし、全体的に救いがないかというとそんな事はなく、きちんと曇り空、雨空にも温かい日が差すような構成になっています。

    そんな、全体的に雨のち曇り的なストーリーではあるものの、北村さんの代表作でもある"スキップ"などにも見れる表現の巧みさ、温かさは健在。しかも、本作は本格ミステリーとしても、成り立っており、周囲の暗さに戸惑っていると隠されたトリックにしてやられるオマケ付き。

  • おもい。。。

    理不尽だらけ。
    でも理不尽な世の中人間社会だからしょうがない。


    なんだか不幸話の落語を読んでいる気分でした。
    あんまりヒトにおすすめできるものじゃなかったけど
    わたしはスキです。

  • ちょっとどんでん返し気分…だった…かな。。底が浅くて見え見えで。。て感じですか。。

  • まさかそんな展開になるなんて。

    前置きがされているけど、
    そんな衝撃を与えるとは思えなかった。
    現実と想像の世界の区別がつかないのなら本読まない方がいいんじゃないかな。

  • すごくフェアに騙された!気がする。

  • これは酷い。
    いや、作品の出来ではなくてストーリが。
    残酷すぎるなぁ。
    「悪」が強烈過ぎるよ。
    作品的には面白いけどね。

  •  最初に、作者の前書きがあって、「これ読んで、安らかな気持ちになりたい人は読まないように」ってあったので、びびりながら読んだ。
     散弾銃をもった犯人が妻を人質にして、家にたてこもり、夫がマスコミを利用して妻を助けようとする…。さすがに、北村薫なので心理描写がいい。途中かなりエグかった。が、いまいちなのはどーしてなんだろう。
     妻に敵対してきた同級生の姿が、よくわからないからか? 理由もなくただ憎まれているっていう怖さを出したかったのだろうけど、それにしてもピントのあってないよくわからなさなので、妻にもシンパシーを感じなかった。
     とはいえ、ミステリーとしては非常に面白かった。

  • 白の幸せを切に祈っています

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、15年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞した。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。近著に『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など。

「2019年 『覆面作家の夢の家 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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