盤上の敵 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.40
  • (81)
  • (166)
  • (315)
  • (48)
  • (14)
本棚登録 : 1324
レビュー : 177
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735636

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • テンポが良く、とても面白かったです。展開も良かった。ただ白のクイーンの回想が切なくて悲しくて…。ですが、ここまで書ききったからこそ、印象に残る作品になったと思います。

  • 主人公が外出中に、自宅に強盗犯が侵入し家族を人質にとる。
    警察を横目に、犯人と主人公がやりとりをしていくミステリです。

    ストーリー全体はすらすらっと一気に読んでいけましたが、展開としては予想を大きく超えるものでなく、まあまあといった感じです。

  • 強烈な人物像が描かれていて、「安らかな心を得たい人には、不向き」と前書きにあるように読んでいくうちに次第にしんどくなっていった・・・

    ただ、しんどくても休憩も入れずに読んでしまえるほど魅せられてしまった。

  • こんな残酷な物語があって良いのだろうか。

  • 2月13日読了。「このミステリーがすごい!」2000年度の第8位の作品。猟銃を奪い人質を取り民家に立てこもった凶悪犯。TVディレクター・末永が妻を守るため、チェックメイトに向け打った秘手とは・・・?「空飛ぶ馬」「スキップ」などから北村薫作品に入った身としては、この人がこのレベルの本格ミステリを書けることは当然理解していたものの何とも予想を裏切る、きつい小説だ・・・。仕掛けられた「トリック」にはうならされるし、トリックと動機を際立たせるための構成・描写ということは理解するのだが、素直に高評価はできない作品だ。

  • んー。
    前書きであそこまで断りいれる必要もないような気もするけど。。。
    確かに回想の部分は痛々しいし残酷だけど、現実味がないっていうか、現実にあったら怖すぎるから想像できないっていうか。
    とりあえずなんか感情移入できなかった。
    いやでも思いっきりフィクションの小説読んでも感情移入できるやつはできるから現実味の問題じゃないのか。
    よくわからん。

    でもトリックにはびっくりした。
    大切な人を守る意志って人に無茶させるねー

  • 三季ちょー怖ぇー。あの理不尽さで、胃の辺りがムカムカする。
    最初の方で死亡フラグを撒き散らしてた人が案の定死んで、
    あまりの型はまりっぷりに笑ってしまった。

  • 「盤上の敵」北村薫
    サスペンスミステリー。ダークグレー。
    技巧的ではあるんだけど、どちらかといったら文学的な匂いを強く感じる。
    はっきりした方向性がなくてちょっと読みづらい部分はあるけど、事件に引っ張られて読んでしまった。

    それにしてもちょっとリアリティが・・・今ひとつ。
    極端に現実離れした題材ならいいけど、もう少し事件性薄くてもいいから心理描写がえげつない方がむしろ自分は好きかな。まぁ好みの問題ですけど・・・。
    メイントリックは読めてしまったし、逃走の際のトリックもかなりご都合主義でしょう。

    って、大分酷評してしまったんですが、文章はとても好きでした。
    北村薫さんの本はまだ全然読んだことがないので、好きになるかどうかはこれからかな。(2)

  • あとがきに比べ「まえがき」というのはあまり無いかもしれないですが、この本(文庫版)にはあるのです。
    で、そこにはある”お断り”があるのですが……読み進むうちにそう記したくなるのも無理はなし、と思いました。

    傑作ではあると思います。夢中にもなりました。
    が、本当に辛い、辛すぎるお話、です…。

  • 評判どおりすごい小説だった。
    「やられた。。。。」という感想はともかく、「癒されない」小説という意味でもすごい。
    円紫師匠と私のシリーズ、覆面作家のシリーズなどとに対してほのぼの感は少ない。

全177件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、15年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞した。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。近著に『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など。

「2019年 『覆面作家の夢の家 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

盤上の敵 (講談社文庫)のその他の作品

盤上の敵 単行本 盤上の敵 北村薫

北村薫の作品

ツイートする