- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062735674
作品紹介・あらすじ
十歳のときに行方不明になった亜紀子が、28年たって死体で発見された。友人だった朋余は、子供のころ夢を見た記憶がなく、亜紀子が失踪した日のことも思い出せなかった。事件を知ろうとするほど深まる謎、そして連続殺人。夢を見ることのなかった少女達の心に潜む恐怖の正体とは?傑作長編ミステリー。
感想・レビュー・書評
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2016.7.1(金)¥280(-2割引き)+税。
2016.7.19(火)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数十年ぶりの赤川さん作品。やっぱりすごく読みやすい。
内容はと言うと、このテーマは気が滅入ります。原因は最初からそうじゃないかと思っていた。実際ある悲惨な事だし、わざわざ小説で読みたいとは思わない…
赤川さんの作品は、軽快なタッチのミステリーがいいです。 -
読みやすいが、夢を見ない女性が3人登場するが、みなその理由が同じというのが単純だった。全く関係ない人々を最後に一つに繋げているのがすごい。
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2014年9月15日
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2010/7/23
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いろんな事を考えさせられる本でした。ごく普通の家庭に生まれた方なら、この本に出てくるような親が本当にいるのか?と信じられない気持ちになるかもしれませんが、最近の親の虐待で幼い命を落とす事件なんかでも分かるように、もっと酷い親は世の中にたくさんいます。
それでも本の終わりで見えた希望の光、『生きていて良かった』と思える人との出会いが、久代や恵美子を立ち直らせたのだと思うと本当に良かったと思います。世の中には酷い親は確かにいるけれど、その何倍も『支えてくれる人』もいるんだって事を忘れないでほしい。 -
なんか、サイテーな父親ばっかりだった。
実の娘への愛情を違う方に取るなんて、ホントサイテーだ。
赤川作品はやっぱり読みやすい。