どんどん橋、落ちた (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.17
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本棚登録 : 2120
レビュー : 240
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735728

作品紹介・あらすじ

ミステリ作家・綾辻行人に持ち込まれる一筋縄では解けない難事件の数々。崩落した"どんどん橋"の向こう側で、殺しはいかにして行われたのか?表題作「どんどん橋、落ちた」や、明るく平和なはずのあの一家に不幸が訪れ、悲劇的な結末に言葉を失う「伊園家の崩壊」など、五つの超難問"犯人当て"作品集。

感想・レビュー・書評

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  • フェラーリの話が面白い。
    解説もなかなかいい。

  • 5つの中短編の問題で、ひとつ当てた。ミステリーの犯人当ては苦手なのでねまずまずの結果である。『伊園家の崩壊』はかなり手が込んだ仕上がりとなっている。なるほど。推理は冴えている。そうくるか、と。著作リストもあるので参考になる。館シリーズを読みたくなる。

  • どんどん橋、落ちた
    ぼうぼう森、燃えた
    フェラーリは見ていた
    伊園家の崩壊
    意外な犯人

    ある夜、突然やってきたU君。
    この物語の犯人はわかりますか?

    犯人当ての短編集。
    うーん、物語重視の私はトリックと犯人がわかるだけのゲームみたいなものは苦手だった。
    それにどれも早々にわかってしまうし。
    登場人物の名前にけっこう影響されちゃうんだな、小説って。
    伊園家もこれ、伊園さんにする理由がよくわからなかったし。
    このごろ日曜日のあの番組、誤魔化すために嘘を重ねていくことが多くて子供と観るのが辛くなってるんだけど。
    それでもこの内容はどす黒くてどんな恨みが?
    ご本人のあとがきと篠原美也子さんの解説でそういうことか、とちょっと納得したかな。
    それにしても、U君はいったい誰なのー?
    わからないの私だけ?

  • 最初の話で引っかからなければあとの犯人当てもいけると思います!
    あと、よくある都市伝説のサザエさんの元ネタはどう見てもこれかなーって感じですね。2パターンくらいあると思いますけど、その内の一つ。
    どの話もおもしろいのですが、SS推理ものそれも犯人当てってなると感情移入しやすいキャラがいないっていうのがセオリーでして、それはちょっとっていう人はたぶん伊園家が一番読みやすいんじゃないかなって思います。
    キャラは厳密には違いますが、名前だけでキャラや周囲のイメージがしやすい分、読みやすいと思います。
    あと、最初の注にあるように、順番に読むのがオススメです。

  • 短編集。
    本編と一緒に謎解きしていく感覚で良かった。
    登場人物も馴染み深い家族が出てきたりして、想像しやすくて楽しい。
    人が動物をイジメる描写があったが、小説とはいえ、少し嫌な気持ちになった。
    こういう類の話は苦手だと確認できた作品。

  • 学生の頃以来の再読。かなり昔に読んだはずなのに話の流れやオチを大体覚えていたのでそれだけ印象深い作品だったって事なんだろうと思う。初読した時は最後の話以外犯人は分からず、でもその「騙された!」という感情を抱く事こそミステリの醍醐味だと個人的には考える。

  • なんというか、メタい内容。
    ミステリーとしては「〇〇と思わせて実は〇〇」パターンが多い。
    一番ネタっぽい「伊園家の崩壊」が一番オーソドックスっぽい。

  • 特に1話目が面白かった。そんなのありかよ!ずるい!って感じだけど、確かに人間達の話ですよとは書かれてなかったな…

  • 挑戦状つきの「犯人あて」連作短編集。それぞれが独立しているものの、はじめから読む必要がある。
    それぞれの短編は純粋なトリックというより、単なる言葉のひっかけで、個人的にはミステリじゃないと思っている。落ちも正直微妙。ただ、短編集の並べ方が秀逸で、前の話の応用→微妙にはずされる→更に応用→また微妙にはずされるの繰り返し。そういう意味で、似たような話でありながらバラエティーに富んでいるといえる。

  • 短編五話から成る短編集。
    4.5話の話はトリックがわかったけれど、1〜3話は騙された。
    1〜3のうち、個人的には2話のトリックはあまりスッキリしなかったけれど、見破ることは難しいトリックばかりだと思う。
    叙述トリックがあるとわかっていても騙されてしまい、さすが綾辻さんの作品だと感じた。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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