人形式モナリザ Shape of Things Human (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3304
レビュー : 298
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735858

作品紹介・あらすじ

蓼科に建つ私設博物館「人形の館」に常設されたステージで衆人環視の中、「乙女文楽」演者が謎の死を遂げた。二年前に不可解な死に方をした悪魔崇拝者。その未亡人が語る「神の白い手」。美しい避暑地で起こった白昼夢のような事件に瀬在丸紅子と保呂草潤平ら阿漕荘の面々が対峙する。大人気Vシリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 避暑地での殺人事件。夏に読みたかった。森さんの作品は、何となくジョージ朝倉さんの漫画の雰囲気で登場人物を想像してしまいます。オシャレな漫画を読んでる気分でサクサク読める。
    結末に賛否両論ありますが、自分は好きな結末でした。読者を最後突き放す終わり方で、「何でこの終わり方なの!?」ともう一度本を手にしてしまう。森作品はS&M、スカイクロラシリーズなど、学生時代から何回か読み返してしまう本が多いです。ただ流石に、登場人物の尖り方には少し違和感を感じる年齢になってきた気がします…

  • 再読。
    そうだったそうだった、保呂草さんがそうだった。
    紅子と林、祖父江の3ん各関係が気になるところです。
    多分前回読んだ時よりもすとんと入り込めたんじゃないかなぁ??
    すっかり忘れていたのでラスト「うわぁ・・・。」ってなった。

  • 2作連続でまんまと騙されてしまった!!
    色々なトリックを仕掛けてこられる作家さんだなぁ。。。
    犯人を推理しながら読まれるような読者さんには必見。
    犯人はある程度までくると、あれ?この人?と分かる。
    それだけでは終わらないのがこの作家さん。

    最後の最後のページを捲るまで物語は終わらない。

  • S&Mシリーズもそうやったけど、Vシリーズ2作目のこちらは、謎解きを楽しむよりはキャラ紹介的な位置づけっぽい。

    とりあえず、マジか保呂草(笑)

    そして、紅子、林、七夏の三つ巴感よ。これ、ほんまにすごい。ドロドロしてるなーって感じ。

    れんちゃんしこちゃんがすごい爽やかに見えるわ(笑)
    二人がいるだけで空気が美味しくなる。むしろ、二人がいないと息苦しい……(笑)

  • 約10年前に読んで以来の再読。

    Vシリーズ2作目。
    七夏登場。保呂草さん本領発揮。
    森博嗣作品全体とのつながりを考えると、
    この巻は結構重要な位置づけに感じる。

    ただ、この本だけの評価としては、微妙。
    血縁関係がどうも頭に入ってこなくて、
    誰が誰だっけ?となってしまう・・・
    まぁ、この1冊だけを人に勧めることはないだろう。

    ただ、最後の1行は、あぁ・・・と思う。
    再読ではあるが、完全に記憶からは消えていた。
    しかしその感動すらも、一瞬、
    誰だっけ?となるのが我ながら悲しかったが・・・

  • 「今回はいけそうだ・・・!」
    久しぶりに(最後はいつだっかは忘れたが)殺人犯を特定できたと思い、わくわくしながら「解答」を読んだところ、その期待はあっけなく散った。
    おかしいと思ったのだ。簡単すぎると。ミステリーを読んでいて、犯人を特定できることがあまりない僕が中盤で気づいたなんて出来すぎた。
    まあしかし、この小説に関しては犯人を見抜くことに重きは置かれておらず、むしろ他のことで驚くことがあったので、久しぶりの勝利はお預けとなったが、内容に関してはほぼほぼ満足している。
    しかし、なんといってもラスト1行。瞬時に理解できなかった。ネットでも調べて、それに関して考察しているものを読んだりしたが、よくわからない。でもまあ、それでいいのかなとも思う。あとは読者の方々の想像力にお任せしますというスタンスは嫌いじゃないし、それを巡って「あーでもないこーでもない」と色々議論するのも小説を読む醍醐味かと個人的には思うので。

  • 麻里亜のセリフ
    「お義母さま」
    に真実が全て盛り込まれてる。
    麻里亜は本当に人形でしかないということか。切ない

    また別の問題で、タイトルは最初からそのものを指してたのだなあ

    今後の紅子をとりまく関係の変化、または過去のことが書かれていくのが楽しみ

  • Vシリーズ2冊目。最後の一言にぞっとさせられる。
    紅子の思考が面白い。S&Mのときとは違って、手に届きそうな、身近にいそうな天才って感じがします。
    3冊目に続く。

  • 主要メンバー以外の登場人物が多く、関係性も複雑でちょっと読み難い印象。
    しかし、紅子・林・七夏の三角関係が面白いし、殺人犯を追うだけでなく、絵の窃盗犯、モナリザ、悪魔などいろんな謎が絡み合っていて、夢中で読み進めていってしまった。
    ミステリだけど、殺人犯の謎に主眼を置いていない感じ。
    好き。

  • 夜中に急に読みたくなって再読。初読の時はしこさんくらいの年齢だったのに、だんだん保呂草さんが見えてきました。この渋い落ち着きで28歳って…嘘だろ…(慄然)。


    トリックは忘れようがないものなので、今回は事前知識を確認しながらなぞって読める楽しみを味わいました。相変わらず大人気ない大人達が「七転八倒方式」で静かに葛藤してて面白い。天才が一つの感情に振り回される、て描写が好きです。真賀田博士の場合は私自身が振り回されるパターンが好きだけど。

    犀川先生と萌絵ちゃんの会話が一番好きだけど、実はその次に気に入ってるのは大学生2人のオトボケ会話です^^しこさん、可愛いよ^^

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