半パン・デイズ (講談社文庫)

著者 : 重松清
  • 講談社 (2002年11月15日発売)
3.49
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735971

半パン・デイズ (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 小学校に上がる前に東京から瀬戸内の小さな町に引っ越してきたヒロシの小学校入学から卒業までを描く。喧嘩、スポーツ、初恋なんかを通してヒロシが成長する姿がいい!親や周りの大人との世界から友人との世界にひろがる様子もうまく描かれている。
    時代は違えど小学生の頃の自分を思い出し、愛しく思った。みんなの自叙伝というのにも頷ける。

  • 最近、私が買った本を娘が先に読むことがチョクチョクあります。
    この本もそう。受験勉強から逃避したい娘が半日で読みきってしまいました。
    読後の彼女の感想は「さわやかな青春小説、違った。。。みどりの日だった。」とのこと。確かにね。
    舞台は多分、広島県福山市。時代は大阪万博の頃。
    私にとって、近い場所、近い時代の小説です。今はあまり聞かなくなった方言(広島弁)も随所に出てきます。
    主人公のヒロシやライバルでガキ大将のヨッさん。運送屋の社長のおじさんと娘の優子ちゃん、社員のシュンペイ。みんなが色んな悩みを持ちながら生き生きと描かれています。
    なんだかとても懐かしい。そして爽やか。そんな読後感の小説でした

  • 小学校の頃の思い出の本!

  • 重松作品らしさがまた存分に出ている内容。自分も小学生時代にこんなことがあったなと懐かしくなるような作品。

  • 同年代の作者なので何となく1970年代の雰囲気を感じて懐かしかった。

  •   「君は心優しきエゴイストなり」。

     ある小説の台詞が想起される小学生たちの物語。そして、小学生であるがゆえに、そのエゴイズムは無邪気さ、無垢さに彩られる。

     東京から田舎に越してきた小学生ヒロシが出会う数々の出来事。それはカルチャーショックから始まり、日常の風景へと転化していく。
     そこで繰り広げられる少年たちの無垢なるエゴイズムは時に人を傷つけ、あるいは自分が傷ついていく。そんな青春未達の物語である。

  • 小学生の成長がみれてとれる。
    引っ越してきた時はどうなるのだろうとか、読んでて不安になったけど結局最後は良い友達と良い時間を過ごせたように思う。
    ずっと青春のように思うけどヒロシが言ってたようにみどりなのかも。
    不安だらけだったけどやっぱり住めば都だったのだろう。

  • 小学生の途中で東京に引っ越してきたときの、転校の不安と期待が入り混じったあの曖昧な気持ち、久しぶりに思い出した。

  • 東京から、田舎に越してきた小学生が主人公のストーリー。いくつものテーマがあるが、一貫しているのは小学生の頃に起きたあの頃のアレコレ。何故か自分自身にも当てはまるであろうエピソードがいくつも盛り込まれているように感じるのが重松清の素晴らしいところかも。
    ・身体障害者の友達
    ・近づきにくいチンコばばあ
    ・父親たちの世界

    小学生→中学生になる瞬間、
    少しずつ見えてくるものが一気に増えてくる時期のあのころの感情が湧き上がる。やはりこの人の作品はとても好きです。

  • 矢沢ヒロシ少年記(小1-小6)
    父親の体調不良によって、父方の瀬戸内地方に、東京から引っ越してきた。

    ○⑧アマリリス
    少年の不文律。破らない・破れない決め事。
    他人から決められたものではなく、
    自分のために、自分が守り続ける、決め事。

    これが、やさしさ・他への思いやり・自身への強さ
    これを自分で見つけ、大切にして欲しい。
    悩みながら、これを守り。
    自分・みんなを守るため、必要な時に思いを爆発させ、伝える。
    ヒロシは、紛れもなく、つよく・やさしい男です。

    ○⑨みどりの日々
    恋愛・理想・友情。が、懐かしく、うらやましい
    吉野とヒロシは「青春:青の前のみどり」と言うけれど
    私は、これぞ「青春」じゃと思います。
    3人の息子にも、こんな道のど真ん中を通って来て欲しい。

    -----------------
    ・①スメバミヤコ
    ・②ともだち
    ・③あさがお
    ・④二十日草
    ・⑤しゃぼんだま
    ・⑥ライバル
    ・⑦世の中
    ○⑧アマリリス
    ○⑨みどりの日々

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