本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062736176
感想・レビュー・書評
-
北海道と命名し、北海道を探検し、地図にあらわし、アイヌの生活を知らしめたたことで有名な松浦武四郎。武四郎の生きた時代は、黒船に幕府がおののき、勤王の志士が跋扈した。勝海舟はじめ、時のひとが助言を求めているなど、交友関係は意外なほど広い。水戸の徳川との関係が深かった。
北海道で記録したことの全てを出版することはできなかったのは、松前藩がアイヌを迫害していたことを告発すれば、水戸に迷惑がかかるからだった。江戸に戻され、何度も松前藩に直訴しても改善されなかった。
アイヌを理解し、文化を重んじ、人柄と知恵を尊敬した武四郎。物語としても面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三重県松坂市生まれ「北海道」の名付け親として知られる探検家。2018年に生誕200周年、北海道命名150周年を迎え、その生涯は道内外で注目され関連書も多く出版されました。これは2002年出版の時代小説、入門書としておススメです。(ちいさな帆)
-
再認識
やっぱ、偉大だわ -
4062736179 369p 2002・12・15 1刷
全4件中 1 - 4件を表示