クロへの長い道 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.38
  • (6)
  • (12)
  • (39)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 145
感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062736671

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 以前にこのシリーズの第1作を読んだときは最初こそおもしろい!と盛り上がったものの尻つぼみに終わった気がした。でも今回は最後までおもしろい!なんといっても、ハードボイルド探偵、渋柿信介、5歳が良い(笑)ちゃんと探偵してるし、幼稚園児だし、絶妙なバランス☆ミステリ要素もちゃんとあってすごく楽しめました。5歳のハードボイルド…もっと読みたかったなぁ。時代設定は90年代後半くらいでしょうか、ダンゴ三兄弟とかちらほら懐かしいですf^_^;軽く読めるのでおススメです☆

  • 語り手と語る内容との落差の意外性と面白さ狙い。憎いなあ.....

  • ミステリー。ハードボイルド。
    何かのアンソロジーで読んで気に入ったので、買ってみました。
    主人公のキャラクターが斬新。
    シンちゃん、大好き〜!

  •  まさかの幼稚園生探偵(口調だけがハードボイルド)! 人物を描写するときにいちいち「黄色人種」て言うのに爆笑。そして最後まで黄色人種しか出てこんし。
     最後の事件がことのほかシリアスで驚いた。心理的な密室? 共犯? ていうのかな。子供社会ならではの事件だった。
     ただ、シンちゃんの母ルル子がDQNくさくてあまり好きになれなかった……。
     いまから10年以上前の作品なので、戦隊モノやアニメがちょっと懐かしい。

  • 解説読んだだけで、きゃーかわいいーってなる。

  • 5歳の幼稚園児、シンちゃんが主人公で、探偵。

    このシンちゃんの『』のせりふがかっこよくて面白い。

    事件の内容はペット探しから殺人事件までさまざま。
    シンちゃんの両親もいい味だしてた。
    特に母。設定がすごい。

    シンちゃんが、かわいい。

  • 【再読】変則的ハードボイルドミステリー短編集/演出上やはり避けられないクセのある文章/時代を感じる具体的なワードが飛び出す飛び出す/渋柿の頭がキレすぎるのはご愛嬌/最後の『八百屋の死にざま』は辛いというかなんというか/ハードボイルドといえば大沢在昌さんか/

  • 幼稚園児+ハードボイルドということで、もっとコミカルな感じな作品かと思ったら、案外読みにくかった。

  • 6歳の名探偵シンちゃんの名推理。
    さすが二階堂、考えることが違う。
    これは正真正銘の本格ミステリです。
    短編4つ。
    こんなませたガキがいるかいな。

  • 二階堂黎人という作家は、鳥肌が立つような迫力に満ちた傑作を書くかと思えば、なんとなく才気ばかりが立ったすっきりしない作品も書く。特にメタとかパロディに足をつっこむと、どうも個人的には好きになれない。

    幼稚園児のハードボイルド探偵が活躍する短編集も、ある意味でパロディである。各短編のタイトルを含め(「八百屋の死にざま」は笑った)、思わずにやりとするようなネタは多いのだけど、全体としてみるとやっぱりムリがあるような気がする。趣向がうまく作品として収まっていないのである。

    その中でも表題作はうまく設定を生かしていると思うのだが、「動物のお医者さん」の愛読者には、案外早く真相がわかってしまったりするのである。

    ただ、全体としては愛嬌のある作品群ではあると思う。好きな人は好きなんだろうし、主人公をかわいいと思う人は思うのだと思う。僕は、同じシンちゃんでも、クレヨンの方が好きだなあ。案外、あっちのシンちゃんもハードボイルドだし。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1959年、東京都に生まれる。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。
1990年に第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』(講談社文庫所収)が佳作入選。1992年に『地獄の奇術師』でデビューし、推理小説界の注目を大いに集める。全4部からなる長大な本格推理小説『人狼城の恐怖』は1999年版の本格ミステリベスト10の第1位を獲得した。
近著に『巨大幽霊マンモス事件』(講談社ノベルス)。

「2018年 『増加博士の事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

二階堂黎人の作品

ツイートする
×