霧のむこうのふしぎな町 新装版 (講談社文庫)

  • 講談社 (2003年3月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784062737067

みんなの感想まとめ

不思議な魔法の国を舞台に、一人の少女が体験する心温まる物語が描かれています。作品は、子供から大人まで楽しめるファンタジーで、特に人との繋がりの大切さを自然に表現しています。読者は、主人公の成長や冒険を...

感想・レビュー・書評

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  • 千と千尋にインスピレーションを与えた作品、ということを忘れて読んで欲しいと後書きにあったが、いや裏表紙に書かれていたら無理でしょう。と思いつつ、全く話は違うことにすぐ気づくが。

    こういう素敵で不思議な街に行く話って、終わりがいつも寂しい。子供時代に読んでいたら寂しかっただろうなあ。メアリーポピンズが帰ってしまう場面とか、ナルニアから衣装ダンスに戻ってくる時とか。

  • 読みやすくこんなの嘘じゃんってちっとも感じさせない、心地よく読み終えることのできるファンタジー。
    人との繋がりの大事さを押しつけがましくなくさらっと描いているのがよくって、知らず知らず優しい気持ちに包まれていたように思う。お父さんと体験を重ね合わせているところがよかった。

  • 魔法使いの子孫たちの町を訪れた6年生の少女・リナの日々が、優しい筆致で描かれる児童文学の古典。
    『千と千尋の神隠し』に影響を与えたということでも著名な本だけれど、本書自体はとても穏やかな物語だから、巻末解説で「『千と千尋の神隠し』はすっぱり忘れて」読むよう促されているように、まったく別のものとして読んだ方が楽しめる。

    どのキャラクターも味があるけれど、本屋のナータの台詞が特に刺さる。たとえば古本だけを扱う理由について、
    「(前略)ふるい本になると、魅力もつよくなるから」
    「魅力?」
    「ええ、本って人をひきつけて、その人に影響をあたえるってことがあるでしょう。その力のことよ」
    「はいってきたとき、図書館みたいなにおいがすると思ったんです」
    「そうよ。本に、読んだ人のにおいがしみつくの。わたし、そんな本にしか興味がないのよ」
    などは、本を好きで仕方がない人間のための台詞だなと思わされ、胸が温かくなる心地がする。

  • 毎年「ブックサンタ」として小学生向けの本を一冊プレゼントしている。小学生の時に柏木さんの本が好きで、買って読んだ本書を贈ろうと、その前に自分でも読んでみる。

    父に提案され、見知らぬ土地で休暇を過ごすこととなった小学6年生の女の子。街にたどり着くと、そこは不思議な魔法の国だった。と言う話。

    私はもう大人なので、ふむふむこんな話だったっけかなと特に真新しい感動もなく読む。

    本の最後に「千と千尋の神隠し」はこの本にインスピレーションを受け作られたと言うくだりを見つけて嬉しくなる。やはり、この本には未知の物に対するワクワクが詰められているものなのだなぁと思い、今年のプレゼントはこれに決める。

  • 初めて自分で購入した本。薄い文庫本だったので大人になった気がしてドキドキした。

    山の向こうに絶対に不思議な町があると信じてました。

  • 相当昔の講談社文庫版を所有していて、久しぶりに再読。続編を読みたくなる素敵な1冊。

  • 千と千尋の神隠し

  • 必要な人だけが来られる霧の谷で、リナは、1人ひとり違う個性や特技を認め、教えてもらって一緒に楽しむ経験をし、誰かを手伝って役に立ちお礼を言われ、理不尽な言い方に負けずに正しいことははっきり言い返して、しかしそのあとでの別の局面では素直にありがとうやごめんなさいを伝えられる気持ちの切り替えも経験し、相手に好かれて戸惑ったり、逆に嫌われていたとしても動じなくなったりしたのだから、霧の谷に来る前より「できる」、「知っている」人間になれたはずだと思う。

    だが、人よりもできる、知っているからといっていばっては、違う場面では「できない」、「知らない」ことが出てきて誰かに手伝ってもらわないと満足に食べることもできなくなることも知ったので、リナは賢く、親切で、しっかりした人間になれたのだろうとも思う。

    ではこの物語を読む人間はリナのようにできた人間なのか、霧の谷は必要ないかと考えると、おそらく私には必要だったから読んだのだと思える。必要だったから手に取ったのだろうし、リナと同じように、この本の終わりには終わりたくなくて悲しくなったのだから、リナのような「良い子」になれたのではないかなと思おうと思う。

  • 私も傘がほしい!

  • 千と千尋の神隠しの元となったお話しと聞き読んで観たがまさにそんな感じだった。
    働くお店は違えど、こちらも当然楽しかった。
    子供の頃、こーゆー本を沢山読んでおきたかったな。

  • 小学生のときによみたかったなーって思った こういうわくわくさせられるファンタジーはすきだなぁ

  • 調度よい長さで読みやすく、気軽に楽しめるファンタジー小説でした。

    私が小6の時はこんなにしっかりしてなかったな~と思って読みました。

    特別オススメというわけではないので、星は3つにしました。

  • 加納朋子の解説が何より気が利いてます。

  • 懐かしい。いつだったか、ずいぶん小さい頃に読んだことがある。忘れていた大切なものを思い出す。
    2014/5/2

  • とあるきっかけで読んでみようかなと手に取った本です。最初は方言がでていて読みにくいな、と思いましたが最後まで読んで涙がぽろぽろ。とても心温まる本でした!それぞれの人柄の良さというか、これは子供の頃に一度読んでおきたかったなあ、という本です。

  • 千と千尋の神隠しに関係がある本。
    千と千尋の神隠し、大好きなのですが、
    この本も好きです。
    原作として読むと、もしかしてこのキャラクターはあのキャラクター?
    みたいな想像が楽しめて良いです。
    でも、そうじゃなくて純粋に読んでもすごく面白い。
    太らないお菓子いいなぁ。。

  • 何度も何度も読んでいる作品。子供にも読ませたいと思ってます。

  • 小学生の頃大好きだった一冊。

    懐かしいなあ…

    物語中のろうそくがいましたでも欲しいです

  • 電子書籍。

    千と千尋の神隠しのモデルになったというファンタジー。
    主人公リナの人柄に、みんな惹かれていく。

  • おお、おもしろい、と思った。
    大人でも子供でも楽しめる。
    だからおもしろいんだろーな。
    バカメの話がとてもすきです。

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著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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