キューバ 下 講談社文庫 く 22-13

  • 講談社
3.38
  • (1)
  • (1)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062737180

作品紹介・あらすじ

秘密裡に行われたアメリカの兵器移送は失敗に終わった。さらにキューバの生物兵器計画が明るみに出、米政府は震撼する。これまで発射されることのなかったキューバの大陸間弾道ミサイルのボタンが、いま押されようとしている。ついに戦争は始まった!息づまる電子空中戦、著者真骨頂の戦闘アクション。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • カストロ議長の国「キューバ」は、彼のカリスマとキューバ人の忍耐で持っている独裁国家である。その国家の軸であるカストロが倒れたら権力をめぐって争いが起きるのが必定。その騒動に独立時代の隠し金塊やカストロの裏金の話がぐるぐる絡みあいつつ、北の大国「アメリカ」を敵として国民の力を結集しようという新権力が入り乱れ、ついに生物兵器を搭載した中距離弾道弾が発射される。グラフトン海軍少将の決断は。本作は、グラフトンシリーズの最高傑作と推す向きも多く、なかなか読みごたえのある作品と言える。

  • 「貧者の核兵器」を巡る攻防。この頃は、キューバはまさにアメリカの目の上のたんこぶで、どうにかしてやろうという相手でありましたが、10年以上時間が経過して、国交正常化交渉を行う事となりました。正直言って、キューバよりも危険な国って、地球上にはいくらでもありますからねぇ。アメリカのキューバに対する対応は「言いがかり」と思わないでも無かったので、この動きはいいことだと思います。

  • カリブ海の楽園、、太陽、麻薬、S○X。。
    ポストカストロを巡る争い
    アメリカとの覇権、生物兵器の発射スイッチが押されてしまうのか。。

全3件中 1 - 3件を表示

スティーブン・クーンツの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スティーブン ク...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×