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Amazon.co.jp ・本 (776ページ) / ISBN・EAN: 9784062737203
みんなの感想まとめ
独特の雰囲気と魅力的なキャラクターが織りなす物語が展開され、読者を引き込む。自然に囲まれた田舎の村を舞台に、不思議な泉や怪しい住人たちが絡む中で、村にまつわる歌と連続殺人事件が展開される。分厚い文庫本...
感想・レビュー・書評
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牛歩みたいにゆっくり4ヶ月かけて読了。分かりやすい構成なので暫く間が空いても続きからすんなり入り込める。
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分厚いと思いながらも読み始めると、すらすら読めた。
俳句と手の込んだ家庭料理の描写が良かった。
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文庫本で700ページ超の大作だが、文章も読みやすくおもしろかった。
取材で訪れた自然に囲まれた田舎の村、不思議な力があるという泉と、怪しい住人たち。雰囲気はドラマのTR●CKのような…。この雰囲気だけでわくわくする。さらに村にまつわる歌になぞらえておこる連続殺人事件。
取材に訪れたフリーライターをはじめ、石動や羅堂一族、村人、コミューンのメンバーなど、キャラクターもとても印象的。
果たしてこの作品の着地点は、オカルトなのか、ミステリーなのか?と思いながら読んだ。もちろんミステリーとして成立している。しかし、科学でわりきれないオカルト要素もあり、それがこの本の世界観を作り上げていると思う。 -
オーソドックスな本格ミステリなのに、読みやすい。
キャラが個性的で面白い。
本格の要素も、ホラー的な面も、申し分なくラストの収まりもいい。
大傑作とは言えないまでも、際立ってよい作品でした。 -
とても面白い。分厚さが気にならない軽快な文体、寄り道のない真っすぐなストーリー、ふんわりと漂う不気味さ!
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長いけど、ひとまとまりが程よい長さで次々続いていくから、あまり長さを感じさせない。
石動戯作が脳内でメルカトル鮎と混同されて読みながら脳内ごった煮状態。
凄惨さはないけど、なるほどなるほどの捻りが効いていて面白い。 -
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この作者の作品を読むのは「ハサミ男」以来の二作目。「ハサミ男」があれほどの出来だったのでこちらの小説はどんなもんかなーと期待半分で読み始めたが良い意味で裏切られた。横溝正史ばりの舞台設定に毒と洒落を混ぜ込んだような話だった。探偵役の石動戯作のキャラ設定はちょっと薄味だったけれどそれも気にならないほどの文章力。作中に所々ある違和感を拾っていけば犯人はなんとなくわかりはしたものの細部までは詰めれず。いやー、この小説も「ハサミ男」なみに有名になってもいいんじゃないか?
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2018.09.11
奇跡の泉 リゾート開発 首なし死体からの連続事件 飛騨牛
長かった。ハサミ男や鏡の中は日曜日と比較するとインパクトは弱い。
古今東西の作品のオマージュが散りばめられてるらしいけど全然わかりませんでした。 -
古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュがちりばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。
うーん、面白かった。各節の冒頭に様々な引用が用いられ、それが本当にしっくり馴染む。
読みやすい文章、人物像も嫌いじゃないし展開も好み。超長編をものともせず読みました。
殊能氏はこんなにも博識だったのですね、感心しきりです。続編もゆっくり楽しみたい。 -
長い助走、狂言回しがみごとです
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横溝正史の世界観を持った現代ミステリ。
病が治る効果があるという泉の取材で、正体不明な案内人石動戯作に導かれ、岐阜県の暮枝村を訪れたフリージャーナリストの天瀬。
泉のある洞窟の所有者である、羅堂家は、洞窟への立入を禁じている。
やがて,飛騨牛の飼育をしている羅堂啓介が、神社の境内で首なし死体で発見され…
文庫で750ページを超える大作だけど、他の方も書いている通り、様々な人の視点で描かれる展開が早く、長さを感じさせません。
真相は意外な物ですが、ちょっとムリがあるかな、という感じ。
各節の見出しとなる引用文の使い方はお見事でした。
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