美濃牛 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 615
レビュー : 74
  • Amazon.co.jp ・本 (770ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062737203

感想・レビュー・書評

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  • 石動戯作シリーズ第1作。

    美濃の奥地・暮枝村にある
    癌をも治すという「奇跡の泉」。

    眉唾と思いながらも謎の男・石動に連れられ
    取材をすることになったフリーライターの天瀬。

    しかし、泉のある「亀恩洞」は
    地主の羅堂家により固く閉ざされていた。

    取材もそこそこに帰京しようとした矢先、
    亀恩洞の入口で惨殺された首無しの死体が見つかる。

    不承不承ながら村に残ることになった天瀬だったが
    羅堂家の窓音という少女と出会い
    その不思議な魅力に次第に惹かれ始める。

    村に伝わる牛鬼伝説にも擬えられるが如く
    相次ぐ殺人の裏に潜んでいる怨みの大きさに人は操られていく。

    事件が解決したとき、天瀬の元に残ったものは。

    「ハサミ男」ほどのインパクトは無いが
    登場人物のキャラクターがよく非常に読み易かった。

  • ミノタウロスで美濃牛ですか
    ギャグですか
    と思いつつ読み始めた作品。

    『美濃牛』はデビュー作とは趣向が違ったので
    最初は拍子抜けしましたがすんなり読めました。

    どうやらシリーズらしいので次も読みます。
    ストーリーについては特になし。

  • 岐阜県の奥美濃地方を舞台にした、ミステリー。資産家の一族が次々殺されていく。飛騨牛になれない美濃牛、変わった探偵。奇跡の泉にリゾート開発。盛りだくさんで面白い。期待できる作家。意外なラストもいい。

  • ちょっと長かったかなあ。石動探偵はわりと好きです。ハサミ男でも思ったけど食べ物の描写がやたらおいしそうだと思いました。あと引用文献多っ!

  • 賛否両論らしいが、わかる気がする。読みやすい文体は裏を返せば軽い。会話文の軽妙洒脱の裏を返せば、深みがなく怪しさが足りない。
    一言で言うなら、雰囲気が足りないといったところでしょうか。
    とはいえ長い割にさくさくと読め、おどろおどろしくない推理小説をお求めならちょうどいいかと。

  • 粗筋(アマゾンから引用)

    病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。

  • /?day=20070614

  • 物語のトンデモな雰囲気に馴染めず。ちょっと都合がいいなあと思う部分があったりなかったりあったり。つまらないって訳じゃないけど、私的にはハサミ男の方が好みで面白かった。

  • 名探偵石動の活躍するシリーズ第1作。
    黒い仏よりは確実に面白い。
    でも長い。

  • 良くも悪くも正統派推理小説。すこし退屈。

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著者プロフィール

1964年、福井県生まれ。名古屋大学理学部中退。1999年、『ハサミ男』で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー。著書に『美濃牛』『黒い仏』『鏡の中は日曜日』『キマイラの新しい城』(いずれも講談社文庫)がある。 2013年2月、逝去。

「2016年 『子どもの王様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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