- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062737548
作品紹介・あらすじ
三年間、なにもしないで時代劇ばかりみていた。テレビの中では毎日のように悪人が誅せられ、善人が希望に満ちて旅立っていく。進展しないのはわたしだけ。ただただ、朝が来て昼が来て夜が来て、喰らい酔って眠りこけていたのである-。町田康にかかれば、日本語はこんなにおもしろい。瞠目のエッセー集。
感想・レビュー・書評
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ある知人にこの本を贈った。当人が読むかどうかはわからぬが。
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ようやく独立開業した店を赤字精算し、同時期に最後の不妊治療で子どもを授かったが、諸々の重圧に耐えきれず、自殺未遂、アルコール中毒で複数回の入院等。諸般の事情で離婚した夫妻。両人共知人で絶句。子も大きなるし、これからも生きるねやろ?
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町田節を追いながら読んでいくのが心地よい。まだ読者を笑わしたろか精神がわかるような初期町田康の佳作随筆集。
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文体おもしろすぎる。内容はない。
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何の印象も残らなかった。もうこの筆者の本を読むことはないだろう。
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2003/6/11
重複購入分も売却(計2冊売却) -
最高だ。中島らもがこの本を”なんにもやる気が出なくなる”と絶賛したほど。
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たいへんおもしろくはいけんいたしました
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電車の中で読んじゃダメ。
あーへらへら
笑っちゃう -
町田康の初期のエッセイ集。
若干の初々しさや読みにくさはあるけれど、
町田節は昔からブレてない。単純にあははと笑える。
一日中時代劇を見て、昼間からお酒を飲んで、
まっとうな人から見たらひどい生活ぶりだけど、
こんな時期があったからこそ「告白」や「パンク侍、斬られて候」などの
作品が書けたんだろうなぁ。そう思うと人生むだな経験なんて無いのかも。