奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 170
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062737616

感想・レビュー・書評

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  • 『秘の巻』『戯の巻』合わせて既読も多かれど、短編ならではのネタの大放出を楽しませてもらった。

    「ミダス王の奇跡」
    「天井のとらんぷ」
    「石になった人形」
    「白いハンカチーフ」
    「浮気な鍵」
    「シンブルの味」
    「とらんぷの歌」
    「だるまさんがころした」
    「百魔術」
    「おしゃべり鏡」
    「魔術城落成」

  • 前作にあたる秘の巻より、読みやすかったです。人名になれたからかもしれません。奇術のトリックとミステリーを融合させている作品ですが、トリックの要素が少し弱目だったことで、読みこなせました。

  • このミスベスト10、2001年版1位。ミステリーと奇術ってよく似たものだけど不思議とコラボ作品はなかった。珍しさもあってそれなりに面白いけど、キャラ設定や心理描写が何となく稚拙な感じでコナン読んでるよう。直木賞作家だしわざとそういう作風にしてるのかも。

  • 下巻。
    霧のようだった探偵から温度を感じられるようになってきた頃。
    記憶に残ったのは最後の作品。ミステリーとしてはいかがかと思ってしまうのは、著者からのクイズという犯人宛の枠にはまりすぎてしまったからなのだろう。
    物語としてこのラストは好き。
    ここまで最初から考えていたんだろうな〜。名前もあるし。
    オススメはしないけれど、お暇ならいかが?

  • 面白かった。
    「だるまさんがころした」は良く分からなかった。

  • 2001年版このミステリーがすごい!第1位、本格ミステリベスト1位、週刊文春ミステリーベスト第6位。短編集。あちこちのアンサンブルで読んでた曾我佳城の短編を一気読み。しかし、やっぱり出版順というか、時系列で読みたかったな。しかし作者がそもそも奇術師だとは知らなかった。こんなあらゆる手法で書かれているなんて、おしゃれな感じ。つーか、作者がうまいんだな、と思う。特にこれ、っていう印象的なのは最後の話くらいだけど。こんな終わり方あるかね。伏線の話も読んだけど、やっぱ合ってないんじゃね。この作者、他のも読んでみようかな。

  • 「曽我佳城」を主人公とした短編ミステリーシリーズの下巻にあたります。
    奇術探偵というタイトルどおり、すべてマジックに関するミステリです。

    短編ミステリも悪くないな、と思わせてくれた良作ぞろい。
    ぜひ購読を!!とまではいきませんが、昼下がりのミステリ読書には良いと思います。

  • 読んだのはハードカバーで。装丁がなかなかのもので、読後の満足感がさらに高まった。

  • 単発的に作られた短編たちのはずが、ここまで考えられていたのかと感服。

  •  引退した奇術師の曾我佳城の最終巻。

     著者が20年掛けて完結させたということだけど、おそらく最初からこのラストになるようにしていたんだろうな、と思う。

     ただなんともあわただしくて残念。
     佳城は男性から見ると魅力的な女性なんだろうか。

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著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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