ローズガーデン (講談社文庫)

著者 :
制作 : 桃谷 方子 
  • 講談社
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本棚登録 : 1064
レビュー : 126
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062737692

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    営業マンとしてジャカルタに赴任して二年。博夫はミロから逃げようとし、しかしむしろ深く填まり込んでいく自分を感じていた。すべては高校二年のあの日、庭に薔薇が咲き乱れる家のベッドでともに過ごした時から始まったのだ。そこは彼女が義父と淫らなゲームに興じた場所。濃密なミロの世界を描く短篇集。

  • 再読。
    村野ミロシリーズ短編集4編。
    表題の「ローズガーデン」は、ミロの元夫・博夫の視点で、現在のジャカルタでの生活や、ミロとの思い出を語っていて、博夫の意外な面が表れる。
    他3編は探偵としてのミロの話。

    熱くて、冷静な短編集。
    面白かった。
    「ダーク」を読んだ後だと、なぜ、良き隣人のトモさんとの関係が「ダーク」ではあんな風になってしまったのか、とても不思議。

  • 村野ミロシリーズの短編集。
    少し前に最後の作品『ダーク』を読了しているので、これでシリーズは網羅。
    ひとつひとつの作品を楽しみにしていた、シリーズのファンからは『ダーク』の展開が酷すぎる
    いいキャラだったのに、落ちぶれ、死に、妙な方向に行き、がっかりしたという意見も見かけました。
    村善や博夫の過去の話があったり、ミロが探偵としてちゃんと働いている話があったりで
    『ローズガーデン』までは良かったと思いましたが、最後はあんまり好きな感じじゃない、かな。

  • 村野ミロシリーズの短編集。表題作のローズガーデン、ミロが義父と関係を持っていたことが自殺したミロの元夫博夫の視点から書かれているが、わたしはミロが嘘をついているような気がした。ただそんな気がしただけだけど。どちらにしてもこのシリーズは勝手に思い描いていたイメージを裏切られることがよくあるので、次作のダークを読めば、この作品の印象もまた変わるのかもしれない。

  • トモさん贔屓で☆4つ(すみません)

  • 村瀬ミロ作品。他の作品でちらっと出てくる夫との過去とか他作品を読んでいると気になる部分が本作品を読むとわかる。

  • ミロは母親を失って悲嘆に暮れる少女でもなければ、義父に犯されて忍び泣く哀れな女でもない。むしろ解放されたことを喜び、大人の女の世界に入ったことを認識している自由な女だった…。ミロ・シリーズ初の短編集。

    桐野夏生の本格デビュー作で江戸川乱歩賞作「顔に降りかかる雨」のヒロイン村野ミロの短編集。ミロ・シリーズ完結編「ダーク」には誰もが驚かされたが、それとは別に本作は高校時代のミロとか、それなりに楽しめた。
    (C)

  • 書き下ろしの表題作は少女買春など読後感が不快で、眼鏡屋でコンタクトレンズを作るなどありえない事も書かれた最悪なもの。残り3編は村野ミロの世界観を凝縮したような短編で良かっただけに残念。この作者のこのシリーズは、今後良いものは望めないという結論。

  • 【555】

    シリーズものだったのか。
    表題作だけなんか浮いた感じ。
    でも表題作が一番よかったな。
    あとは探偵小説。

  • ミロの生い立ち

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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