- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062737838
感想・レビュー・書評
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(上巻より続く)
ただ、ちょっと展開が早すぎてもったいない。
もうちょっともったいつけて、練り上げても良かったかも。
ナチの隠し財宝、美女の相棒、爆発と、
ちょっとこてこてな設定ではあるが、
エンターテイメントの範囲内、という感じで面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デヴリンじゃないのかぁと思いながら読み始めたら冒頭はドイツの話。
なぜか私はドイツ人の名前がなかなか覚えられないのでイマイチ入り込めないなと思っていたけど、やっぱりリンゼイ!
物語が進むにつれグングン引き込まれ下巻は上巻の倍くらいの速さで読み終えた。
巻末の児玉清さんのベタ褒めな解説も楽しく読めた。 -
3作で止まったままだと思っていた著者をすっかり忘れ見過ごしてる間に4作目が出ていた模様。(しかも、ググったら現在6冊目まで出ているじゃないですか!・・・おっ?だんだん評価低くなってるなぁ~・・・。何かが“切れて”きたか?(^^;))
図書館に予約本を引き取りに行ったおり、いつもは返却→受け取りを済ませるとさっさと帰るのだけどたまたまその日はフラりと館内を歩いていて見つけてしまった。予定外の借り。
読み始めたのは、デビュー当時、現役FBI捜査官の著作というので話題になっててたのがきっかけで、先の3作品(「目撃」「宿敵」「殺戮」)はどれも一気読みの文句なし★5つの面白さだったです。(当時、何か面白いのない?と聞かれたときはこればっかり薦めてたような気がします。ただし、ミステリー好きに限りですが。)
この4作目の「覇者」は、前作たちよりはちょっとまったりフラットな感じかな?
でもそれは、10冊もの濃いファンタジーを堪能し続けたすぐあとの余韻がまだじんじん残ってる状態で読んだせいかもあるかもしれませんけどね?(^^;) のどが渇いてるときの一杯目のビールと、もうお腹いっぱいになってから飲むビールの違いのような?
なので、なんか面白い推理サスペンスものに飢えてる状態の御仁にはオススメできます。
最後のあとがき解説で俳優の児玉清氏も書かれてるのですけど、決して単純なサスペンスではないので複雑さを嫌う人には不向きかも。
でも、ポール・リンゼイを知らない場合は、やっぱりまずは処女作「目撃」から読まれることを断然オススメします! -
?下
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後半の方が面白く読めたかも。二転三転する話は、やっぱり面白かった。でも、やっぱりデヴリンいい。