三姉妹、初めてのおつかい (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738330

作品紹介・あらすじ

小学生には荷が重い、おつかい総額三億円

それはまだ三姉妹の母が、生きていた頃のこと。両親は、旅行に出かけて3人はお留守番。3人を預かってくれるはずの叔母さんは駆け落ち、叔父さんは入院。小切手のおつかいを頼まれるが、なんと額面は三億円。殺人事件の犯人、追う刑事も巻き込んで大騒動に。三姉妹の行くところには、いつの日も事件あり!

感想・レビュー・書評

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  • 現在の三姉妹の設定の6年前のお話。
    綾子14歳、夕里子11歳、珠美9歳。
    この時から、両親が不在のタイミングで事件に巻き込まれる3人。
    ラストにちょっとした“仕掛け”があって、それも微笑ましい。

  • 佐々本綾子14歳、夕里子11歳、珠美9歳の時の事件。
    叔母さんの家に泊まりに行くところから、事件が始まる。

    いくつもの事件が、からみあって、最終場面にたどり着く。
    三姉妹以外の登場人物の結末は、必ずしも納得がいくものではない。

    人間味あふれる刑事が登場することは、作品の副題、いや主題なのだろうと思う。
    ちょうど、三毛猫ホームズ シリーズの片山刑事のようだ。

    最後に大学生らしい国友が登場するところが憎い。

  • 3姉妹の子供時代が読めて満足です。3人ともこんなに小さなころからあの性格が形成されていたなんて…笑

  • もともと学生時代から、赤川次郎は好き。
    読み始めたらイッキに世界に引き込まれてしまい、ついつい時間を起つのを忘れてしまうほど!
    この三姉妹シリーズ、たくさんあるので、全部読破したい。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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