文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 292
  • Amazon.co.jp ・本 (994ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738385

感想・レビュー・書評

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  • 村が丸々一つなくなったという話から始まります。
    怪しげな人がわらわらと出てきて、いかにもえげつない
    ことが始まりそうな雰囲気です。本書に興味を持たれた
    方は、百鬼夜行シリーズの「姑獲鳥の夏」から「絡新婦の理」
    までを予め読んでからお読みください。これまでの話に出て
    きた人達やエピソードが出てくるので、知らないと楽しみ
    半減です。

  • 妖怪たちが跋扈する。ある1つの場所に向かって。

    過去のシリーズの登場人物が総出演するのは、ファンにとってはうれしい展開。登場人物も、妖怪の数も、ページ数も過去最大、読み応えは十分、十分過ぎて相当、体力を消耗することも確か。

  • ページ数の通りの読み応え。
    登場人物が多く、レギュラー陣も勢揃い。
    複雑な人間関係の中にもヒントはたくさんあり、
    後でそれに気づき、悔しいような気持になる。
    確認のために、前ページに戻ること度々。。。

  • 本末転倒(どんでん返し)と催眠術。
    始末に期待。

  • シリーズ前作までの登場人物の視点で描かれる連作短編なんでしょうか?一応軸となるお話はあるみたいですが、本作はその前半という感じで、結末は後半にあたる「宴の始末」で明かされるんでしょうか。

    本作では、これまでに登場した人物たちの主観に近い形で語られるそれぞれの考え方や思考が、ちょっと新鮮に感じられました。

    そこはなかなか興味深く思いましたが、個人的に本シリーズで一番の見所である”憑き物落とし”が見られなかったことが残念。ドロドロとした怪しさを”憑き物落とし”でどーんと祓いさるカタルシスがなかったので、シリーズ中最も地味な印象。後編に期待すべし、ですかね。

  • まさに、<オールスター春の祭典!>って感じ。

    前作「絡新婦の理」で、なぜか一度完結したかのような印象を受けた私。
    すっきりしたというか・・・。

    だから今回、今までの事件の関係者たちが次々に現れ事件に巻き込まれていく様は、期待以上のワクワク感でいっぱい。

    ゲストたちの華やかさは言うまでもないが、メインメンバーたちも
    事件に大きくかかわっていく・・・

    あぁ。関ちゃんはいったいどうなっちゃうのか?
    エノさん、カッコイイ!
    キバシュウまたも暴走か!?
    京極堂はいつ立ち上がるのか?

    そんなわけで、いつもに増して、とにかく出演者が多すぎる。
    忘れてしまわないうちに早く、「宴の始末」を読まなければ・・・

  • 今回は沢山妖怪出しましたね。どれも怖くてわくわくして進みまくりました。

    のっぺらぼうとひょうすべが特に怖くて、山の中でひょうすべを見たというシーンはゾクゾクとしました。

    そしてのっぺらぼうの仮説に感心し、早速友人に話すくらい、「へー!」って感じ。

    全体的にまだはっきりせず、みんなバラバラの行動で気持ち悪くて、すっきりしない雰囲気。

    だから益田・青木・鳥さんが出てくるとほっとする。

    青木くんがカッコ良かった!!!!!

  • 京極堂シリーズは前回のシリーズに出てた主要人物が違う形でまた出てくるのが面白いですね。あんなに凄惨な事件を経験した人々が、その後、どうしていくのか。各シリーズで完結していかないで、連綿と続いていく生活感が、キャラを生き生きとさせている気がする。まあ、死んじゃうんだけどさ。

  • 今までの作品の登場人物がバンバン出てきます。
    あー、この人達がどういう風に関わってくるのだろう・・・と思うと
    かなりドッキドキ。
    関口君の行く末もかなり気になります!

    登場人物がかなり多いので、整理しながら読む必要有りです。

  • え、えええええええ。
    というのが素直な感想。前回とはちょっと違うけど、色々視点が変わるなあ思って読んでいたけれど、最後納得しにくかったです。納得というか、なんでこんな展開に。。

    後半、宴の始末ではすっきりできるのでしょうか。。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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