文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 292
  • Amazon.co.jp ・本 (994ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738385

感想・レビュー・書評

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  • 6つの中編が独立しているようで縦横に交差して約1,000頁の長編を構築するという構造はプログレ。ケイブン社の怪獣大百科を想起させる分厚いビジュアルも購入意欲をそそる。日ごろマシュマロ女子やちょいぽちゃなんていってただのデブを甘やかすんじゃあねぇ!と怒り心頭のおれも本については180度意見は変わる。#デブ歓迎!ただし本に限る。
    CDボックスも20枚超えとか物欲を刺激して嬉しい限りではあるのだけれど、こちらのサイズはディヴァイン級なので置き場所に困るのが難点。
    京極堂の薀蓄部分が難解で読み辛く忍耐が必要なのもプログレならでは。この苦行に耐えることで桃源郷への道が開かれるのかは妖怪のみぞ知る。
    時節がらか権力や体制を揶揄する表現にハッとしたりニャリとさせられたり、書かれた時期を超越してシンクロすることに驚いた。

  • 宴の支度は整いました――。京極堂、挑発される。

    「知りたいですか」。郷土史家を名乗る男は囁く。「知り――たいです」。答えた男女は己を失い、昏(くら)き界(さかい)へと連れ去られた。非常時下、大量殺戮の果てに伊豆山中の集落が消えたとの奇怪な噂。敗戦後、簇出(そうしゅつ)した東洋風の胡乱(うろん)な集団6つ。15年を経て宴の支度は整い、京極堂を誘い出す計は成る。シリーズ第6弾。

    帯から京極堂を誘いだすのはわかったが、なぜ15年なのか全くわからない。
    ここまで来るとシリーズは全てを通して一つの物語を作るのだと理解できる。単行本はあくまで一編の話に過ぎないのではないだろうか。
    とにかくわからないことだらけだ。

  • 再読。

  • 後催眠。本末転倒。裏の裏。ひょうすべ=ぬらりひょん=塗仏。

  • 妖怪話しんどい

  •  どこかで大きく関わってくるんだろうなって思ったけどこんなに素早くフラグ回収することなくない?
     前巻で得た感情がぷっつり切られて呆然としてしまった。とても悲しかったけど道の先に明るさがあるんだと思えていたし、出てきた彼女が凛としていて素敵だったのになんということでしょう……。
     収まりが付かないので後編を急いで読むことにした。

  • 誰か早く関口君を助けてやって!!
    ページ数読むことが楽しくて仕方がない。
    下巻の始末にも期待。

  • 2014.12.21ー79
    余り好きなジャンルではないものの、勧められて手にとったら案外読み進むにつれ引き込まれて読んだけれど、完結しないとは騙された。だから支度だったのか。

  • とにかく登場人物や団体が多く複雑なので、メモを取りながら読んだ。
    ここ最近このシリーズを続けて再読してるので、まだ記憶が持っているが、そうでないなら少し予習をしたほうがわかりやすいかな、と思う。

  • 2014/3/15

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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