QED ベイカー街の問題 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 722
レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738446

感想・レビュー・書評

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  • 今回は歴史ミステリではないですが、ホームズ譚の検証が面白い。それが動機になるのはよいのですが、本編はおまけ程度ですかね

  • コナン・ドイルの手によって世に出たシャーロック・ホームズという人物。
    高い観察力と鋭い洞察力を持ち、広範囲にわたる膨大な知識を有している。
    それらを論理的に構築し、推理を働かせ真実にたどりつく。
    とても魅力的な人物である。
    タタルは、ある種タブーともいえる領域に踏み込み、推理を展開していく。
    語られる説は、そこまで読み込むからこそのファンなのだな・・・と妙なところで感心してしまった。

  • QED-3
    ホームズマニアのサークルで起きた殺人事件。緑川先輩。
    ホームズに詳しくなくても取っつきやすく読める。

    C0193

  • シャーロキアンのクラブ「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」のパーティーに出席した、桑原崇と棚旗奈々がまきこまれた連続殺人事件。しかも現場にはダイイング・メッセージが。現実の事件と「ホームズ譚」の謎が交錯する中、崇の推理がたどりついた真犯人とホームズの秘密とは?好調シリーズ第3弾。

  • QEDでタタリが展開する説って、そういう説を唱えている参考文献を元にしているのでしょうか? 
    巻末の参考文献の内容まで改めていないので分かりませんが、もし、高田氏が自分で考えた説なら凄いと思う。
    今回は、シャーロックホームズにまつわる謎に挑みますが、解き明かした解が凄かった。
    そして、それにも増して次から次へと覆される事件の真相はミステリとしても大変面白かった。
    シャーロックホームズは、児童書で読んで以来、リズムが合う翻訳本に巡りあえず読破できてないのですが、全巻読みたくなりました。

  • Q.E.Dシリーズの3作目。ずっと本屋で探していたのに見つからず、ようやく読むことができました。

    今回のテーマはシャーロックホームズで、いまや古典に域だとは思いますが、それでも百人一首とか六歌仙に比べればはるかに取っつきやすいお話です。(笑)
    ていうか、書いてあることがすべて理解できたのは初めてかも・・・
    まぁ、昔々にホームズは全部一通り読んでいて、それなりに知識があったから、かもしれませんが。

    僕はシャーロキアンではないので、この本で述べられた様々な説がどの程度説得力のあるものかは判断しようがないのですが、どれも興味深いです。

    たいして分量もないミステリの内容を巡って、世界中の人が研究をして、いろいろな説を唱えているということ自体がホームズという物語の魅力なんでしょうね。

    最近はホームズに限ったことだけでなく、様々な文学作品の内容(背景ではなく)について考察がなされ、ネット上でも激論が交わされます。どの説が正しいとか間違いとかではなく、本書の言葉を借りるなら、みんな「虹を見ている」んだろうなと、そしてそれは一見不毛だし、周りから見れば無意味っぽいけれど、素敵な楽しみなんだと思いました。


    それと、メインテーマではないですが、薬物って怖いし難しいなって強く思いました・・・
    このシリーズを読んでいると、少しずつ薬物への知識と理解が深まりそうです。

  • ホームズは一通り読んだくらいで覚えてないので、でてくるネタはふむふむ、と思うくらいなのだが、多重人格をもってこられると、なんかズルされた気になる。

    妹とお兄さんのつながりも少し違和感があって、事件は解決したけど、気持ち的にシコリが残った感じ。
    でも、シリーズまた読み続けよう、と思う。
    その前に1と2を読まなきゃ。

  • 今まで読んだ中では、一番タタルさんの長い説明が事件と関係していた感があり。シャーロキアンじゃないけど、ホームズは一通り読んでいるから分かるところばかりでそれも面白かった。

  • ホームズはあまり読んだことがないというか、多少読んだ気はしても全く覚えていませんでしたが、ホームズについての考察はとても面白かったです。高田崇史さんの本を始めて読みましたが、流石、専門の知識を活かしたトリックでした。その方面の知識は全く無いので、「ふーん」という感じでしたが。メモが表すモノのみ予想できました。突っ込みどころはいくつかありましたが、綺麗にまとまってるなーと感じました。

  • QEDシリーズの中でも異色だったので、何となく今まで読まずに来た。しかし、シリーズ完結がホームズの話ならば、読まぬ訳にはいかぬであろう、と思い読んだ。

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著者プロフィール

昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー。

「2018年 『千葉千波の怪奇日記 化けて出る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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