江戸川乱歩賞全集(16)花園の迷宮 風のターン・ロード (講談社文庫)

制作 : 日本推理作家協会 
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (768ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738484

感想・レビュー・書評

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  • 花園の迷宮、読みやすく一気に。

  • 花園の迷宮/山崎洋子:第32回大賞受賞。1986年。
    昭和7年。横浜の娼家に売られてきたふみと美津。美津は美貌のためすぐ店に出され、ふみは台所で下働き。
    美津が殺される。心中事件として扱われるが、納得いかないふみ。営業に差し障るので、ほっておく娼家。
    その娼家に働く内裏、その娘と息子、やりてばばあ、娘、用心棒、当時の満州国をどうにかしようと画策する組織。いろいろ入り乱れる。
    犯人が自殺し、遺書が残され、真相がわかるパターン。
    好奇心旺盛で、どんな困難にも立ち向かおうとする生きる力に満ちた若いふみが心地よい。


    風のターン・ロード/石井敏弘:第33回大賞受賞。1987年。
    最年少で受賞。好きなことを仕事にして生きている男。バイク好き。若く美しく気の強い娘に惚れられる、って、このパターンダメなんだわ。
    書くの忘れてたから、あまり覚えてないけど。

  • 江戸川乱歩賞
    (収録作品)「花園の迷宮」山崎洋子(1986/32回)/「風のターン・ロード」石井敏弘(1987/33回)

  • 私は、この「風のターン・ロード」の方をよんだんです。
    その時は、確か単行本でした。
    筆者が学生だったかな?

    まだまだ若くて何がしかの「賞」をとったし、私の大好きだった二輪が好きな若者を主人公にしているんで読んだ物です。
    面白かったですね。
    推理小説だけに、内容は、秘密ですよ。

    まあ、実際は、これも同じで、良く覚えてないんですよ。

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著者プロフィール

1947年、京都府宮津市生まれ。横浜市在住。コピーライター、児童読物作家、脚本家を経て小説家に。1986年『花園の迷宮』(講談社)で第32回江戸川乱歩賞を受賞。小説、エッセイ、ノンフィクション、舞台脚本、演出など多数。小説に『横濱 唐人お吉異聞』(講談社)、ノンフィクションに『横浜の時を旅する ホテルニューグランドの魔法』(春風社)、『誰にでも、言えなかったことがある』(清流出版)など多数。2010年NHK地域放送文化賞受賞。

「2019年 『天使はブルースを歌う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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