遺された言葉 (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 12
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062738521

作品紹介・あらすじ

光世さんと結婚したことが、どんなに大きなことであったかをしみじみ思います-三浦綾子は『氷点』以来、本が出る度、口述筆記に看護に執筆を支えてくれた夫に心をこめ、言葉を記し贈った。149冊に刻まれた謝辞は夫婦として共に生き歩むことの意味、喜びを伝え胸を打つ。遺されたエッセイを加えた貴重な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに読んだ三浦綾子さんの本。
    三浦綾子さんのご主人に対する思いが素敵です。

    三浦綾子さんの著書は全て、その根底にキリストを伝えたいという、その思いが流れています。それ故に文壇からは「護教文学」と、敢えて無視され続けてきたと聞いたことがあります。

    それでも、書きつづけた三浦綾子さんのこの言葉が響いてきました。
    キリストを信じる者の強さを感じました。

     わたしの場合、護教文学かも知れない、宣教文学かもしれない。それは、文学的には邪道かもしれない。そのことを充分承知の上で敢えて、わたしは今まで書きつづけてきた。
     とにかく、わたしは、文学を至上とするのではなく、神を至上とする以上、信者としての自分が日本に於いて今しなければならないことは、キリストを伝えることであると思っている。
     だから、私には、キリスト信仰を持つ文学者のいだく「信仰と文学」両立のための悩みはないとも言える。わたしは、今、ひたすらキリストを伝えたいのだ。

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