- Amazon.co.jp ・本 (736ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062738989
感想・レビュー・書評
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舞台はベトナム。戦争で2回の従軍の回想シーンがたっぷりで謎の美女と一緒の今回の旅がなかなか進まない。
ほぼ何も起こらないまま下巻へ -
ポール・ブレナーもの。
ネルソン・デミルの作品の主人公は、“頭がイカレタ”風に描かれることが多いが、この作品もその例に漏れない。CIDの捜査官なのにね。いや、CIDの捜査官だから、イカレテいると言うべき?
物語は、やっと助走を終えた段階。 -
ポール・ブレナー・シリーズ その後ベトナム戦争にとても興味を持った。
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故児玉 清氏が出演されたNHK-ブックレヴュ-の追悼番組で、氏が推薦されていました。偶然撮ってあったDVDを整理していてみました。ぜひ読んでみたいと思ってBook-Offで上巻のみ見つけました。
主人公のポ-ル・ブレナ-はおそらく自分と近い年齢だと思います。18歳で横須賀の学校へ入学した時、ベトナム戦争真っ只中で横須賀は休暇中の米兵で一杯でした。戦争のにおいが充満していました。その1968年にベトナムで起きたある事件の探偵にブレナ-は現在のベトナムに出かけるはめになり、ハノイにむけ戦跡を通って北上することに。ホ-チミン市で出会ったス-ザンという女性がからんで、話は面白くなります。700ページはけっこう量がありました。 -
本作品は、ベトナム戦争をテーマにしており、誓約と一見似ていると思ったが、よりエンタテイメントの度合が高まり完成度が増している。なにより、ポール・ブレナーのシリーズに嵌め込んだところが心憎い。あるベトナム人を訪ねるべく訪越したブレナーに対し、執拗に迫るベトナム諜報機関、ホーチミンでの接触の後、北への逃避行のようなミッションを供にする謎の美女。エンタテイメント要素満載で尚且つしっかりとしたペースでものがたりが進行する。秀作。
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この巻だけでも730頁の長編。
下巻へ期待を寄せ読み続ける。 -
陸軍犯罪捜査部を辞めたポール・ブレナーは、かつての上司カール・ヘルマン大佐に呼び出された。1968年、ヴェトナムの戦場でアメリカ軍大尉が中尉を射殺した。目撃者の北ヴェトナム兵を捜す極秘依頼――。ヴェトナム従軍兵の見た現在のベトナムという設定がとっても興味深かったです。あんまりベトナム戦争ってどんなものだったか意外と知らないんだあと思いました。
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陸軍犯罪捜査部を辞めたポール・ブレナーは、かつての上司カール・ヘルマン大佐に呼び出された。一九六八年、ヴェトナムの戦場でアメリカ軍大尉が中尉を射殺した。目撃者の北ヴェトナム兵を捜す極秘依頼――。当時兵士だったブレナーは、いまふたたびヴェトナムの地を踏む。傑作『将軍の娘』を凌ぐ続編。
原題:Up country
(2002年)