黒蠅 (下) (講談社文庫)

制作 : 相原 真理子 
  • 講談社
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本棚登録 : 581
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739085

感想・レビュー・書評

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    ・まず言いたいのはこれ。ベントン生きてたわ……。ありえないわ。それはやっちゃまずいわ。
    ・スカーペッタが40代に設定し直し。特に説明はなくいきなり40代に若返るスカーペッタ。それはやっちゃまずいわ。っていうかそんなの始めて見た。これなんて同人。
    ・天才姪っ子のとこの組織やばいわ。何その私情リンチ殺人組織。正義面すんなクソが。やってることはただの殺人じゃ。
    ・もうとにかくスカーペッタまんせ〜。会う人間会う人間全てがスカーペッタに惚れます。老若男女の区別なし。犯罪者も警官もみんな夢中さ。スカーペッタ最高!スカーペッタ天才!政治に巻き込まれ検視局長の座を追われたスカーペッタってかわいそう……!!!ああスカーペッタ、そのセクシ〜な肉体と雷鳴の如き静かな知性(まじで)
    ・ここまで書いて、ハリウッドスター・レオナマツザキを思い出す。
    ・萌え怖い。このシリーズは私の中で死んだ。


    みんなのマドンナスカーペッタとともに急激に劣化する検視官シリーズ。
    死んだはずのベントンが唐突に登場したシーンでは、思わず巻末を捲り、発行年月日を確認してしまった。
    以前読んだ本をまた間違えて読んでるのかと思った。
    違った。
    素でマジだった。

    天才天才と連呼される姪っ子ルーシーから初登場の女性警官までみんなスカーペッタに夢中。
    犯罪者は刑務所の中からスカーペッタに恋焦がれ、犯罪者の愛人はスカーペッタに嫉妬する。
    マリーノとベントンはスカーペッタを廻って三角関係。
    あとなんかいきなりマリーノに息子がいることになってんですが、これは前作で出てきたのかな。飛ばし読みしてるからわからん。

    あとですね。
    そろそろ60代のはずのスカーペッタが諸般の事情によりいきなり40代ってことになってんですよ。
    あれだろ、主にラブロマンスのためだろ。
    確かに60代じゃ犯罪者に欲情されるセクシー検視局長としてはちょっと厳しいですね。
    再登場したベントンともいちゃいちゃさせたいんだろ。
    もうお腹一杯だ。
    そういうのは完結させたあとに同人誌でやれや。

  •  つまんなかったなあ……(´ェ`)ン-…

     はなし自体はB級サスペンス映画以下で語るにも値しないけど、前巻からの変更点がことごとく裏目に出てるのが問題……(´ェ`)ン-…
     三人称にしたら、キャラクター全員のうんざりする内心をグダグダ見せられるハメになったし……(´ェ`)ン-…
     細切れの章わけにしたら、テンポが上がる反面、ストーリーの雑さが目立つようになったし……(´ェ`)ン-…
     スカーペッタの年齢を下げたら、「その若さでバアサンみたいなグチばかり並べて」感が増したし……(´ェ`)ン-…

     こういう長いシリーズは出来不出来があっても 馴染みのキャラの近況・成長を読むだけで楽しいものだけど、本作は別……読めば読むほど、どいつもこいつも嫌いになっていく……(´ェ`)ン-…
     特にスカーペッタと姪っ子……(´ェ`)ン-…
     作者の意図するところかどうか、お高く止まってエリート意識むき出しで人がましさに欠けていて、ほんとヤなやつ……(´ェ`)ン-…
     ヒラリー・クリントンみたい……(´ェ`)ン-…

     とにもかくにも、つまんない……(´ェ`)ン-…
     作者もこのシリーズに飽きちゃったんじゃないか?……(´ェ`)ン-…
     やっつけ仕事っぽい……(´ェ`)ン-…

     物語は途中だけど、続きはもうどうでもいいや( ´ ▽ ` )ノ
     初期はほんとう面白かったけど、ここまで落ちたら読む価値なし( ´ ▽ ` )ノ
     さよなら、スカーペッタ( ´ ▽ ` )ノ

    2018/12/05

  • 随分前に読んだシリーズだが、この巻が酷たらし過ぎてもういいかなと思った気がする。
    でも、次巻の痕跡も途中まで読んだかなぁ…ミステリーハーレクインみたいになってる感が否めない…。

  • 順番を間違えて読んだ私が悪いのです。
    次の話でどうなるかを知ってしまっているので、読んでいても全然どきどきしない。
    視点が細かく切り替わっても、却って時間的には全然進まないためスリリングをあおるはずが、間延びにしか感じられない。

    読み終わってからは疑問の山。
    まず、ルーシーとルーディーがマリーノの息子にしたことは、罪に問われないの?
    そして、かれらにそれを唆したベントンも?
    私だったら、私の命を守るためにやったのだと言われても、大切な家族が罪を犯すようにそそのかすような男とは付き合えない。
    全てをなかったことにして平然としている彼らは、いったい何者なの?

    思わせぶりなくらいの悪党っぷりだったタリーとキフィンも、ゴールトと同じく尻すぼみ。
    しかも知能戦だと思っていたら、銃撃戦で勝負が決まる。

    ニックのエピソードは必要でしたか?
    〈狼男〉の結末は自作には引き継がれていなかったような気がするけれど、まだ引きずるのでしょうか?(で、結局尻すぼみ?)
    アルバートはどうなるの?

    無駄に話を複雑にして、伏線は全然回収されずに投げっぱなし。
    こんな感じでこれからも続くのだろうか。
    うーむ。

  • この『黒蠅』の上下巻を境に、検屍官ケイ・スカーペッタシリーズは別の段階に入った感があります。好意的に言うならば、主要なキャラクターを温存しつつ次のステージへ移ったと言えるし、悪く言うなら同じキャラクターが活躍する別の世界、パラレルワールドに移行した、とも言えます。

    それぐらい、今作の展開によってこれまでの一連の作品群の流れや繋がりが破壊されたと言って良いでしょう。願わくば、今後の作品群によって今回の『黒蠅』の展開が「必要悪」であった、あの切り替えはケイをさらに活躍させるために不可欠な転換であった、と思えるようにならんことを。

  •  科学ミステリーとしてはもとより、物語事態も終焉してしまった感。
     というより、行き当たりばったりの御都合主義(ベントンの処遇が典型。かつての恋人も似たような死に様。それにもましてマリーノの実子の扱いは何ぞや。
     何で今ここでそうなるかなあ。

     もちろん描きたい何かがある場合、展開されるご都合主義は私はそれほど否定的ではない。が、さすがに酷いなぁ。

     「審問」は飛ばして「黒蝿」にかかってしまったが、まぁどうでもいいか。


     ところで、証人保護プログラム制度。また、これまでにも何回か見せられ、脱獄されやすいとしか言いようのない米国刑務所制度など、米国刑事警察(裁判を描かないので「司法」ではない)の描写だけは買い。

  • 絶対怪しいと思ってたけどやっぱり!!
    「業火」からここまでは一気に読んだのは良かった。
    全くもう!!

  • ケイの年令設定が若返って驚いたけど、あとがき読むと作者の意向らしい。
    姪の年令から考えてギリギリまで若くしたんでしょうか。
    これまでのシリーズで加齢による悩みなど散々描かれてきたのに

  • なんか、これまでのスカーペッタシリーズとは全く違う作品になってしまいましたね。しかも、結局のところ、いろんな伏線は振りまいたけど、本質的な問題は解決して無くない?これからどうなるんですかね?ある意味、新シリーズに突入ですね。

  • (上巻より続く)

    これに対して最大の!はケイが若返ったこと。
    例によって、自分が何か重要なことを読み飛ばしてしまったのかと、
    読み終わってからインターネットで調べてしまった。

    そんなのありか?
    もはやファンタジーなのか?

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著者プロフィール

マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他に、『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、『捜査官ガラーノ』シリーズなど。

「2015年 『標的(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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