- Amazon.co.jp ・本 (704ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062739498
作品紹介・あらすじ
警備員の西岡は、新興宗教団体を過激な反対運動から護る仕事に就いた。だが着任当夜、監視カメラの目の前で道場が出火、教祖が死を遂げる。それ以来、彼の頭で他人の声がしはじめた。"ここはどこ?あなたはだれ?"と訴える声の正体は何なのか?ミステリー、SF、恋愛小説、すべてを融合した奇跡的傑作。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
確かに多様な見せ方を持つストーリーではある。
が、長さの割に見せ場が少ないような。
とはいえなんとなく読み進めて気づいたら終盤、という辺りストーリーテリングにはまったのかもしれない。
以下ネタバレ
未来の晶子が死ぬ直前渾身のポアにて魂だけに。
うっかり過去に飛んで、過去の西村に乗り移っちゃったぞ☆
本人もポアで忘れちゃったけど、頭の中にいたのは、過去からの晶子だったぁ! -
徳山さんが亡くなったニュース見て、もう10何年も前に読んだ本の再読。当時自分が若かったこともあって、なんて熱い愛が故の行動か…!とか思ってたけど、この年になって読むと全然印象違ったな~。ミステリーとしては好きだけど…、昔ほどの衝撃はなかったかも。
-
同じことを繰り返す文章が多くて無駄に長かった。
精神科医とのくだりは省いて
夢の部分も2度目からは簡潔に
もっと短い話にしたら良かったのに。
そうしたらラストがもっといきてくるのにな。-
精神科医のくだりは、教祖を燃やした犯人は精神科医だとミスリードさせるための仕掛けだったのかなと。
冗長に見えますけど、男が誰だったのかを推理...精神科医のくだりは、教祖を燃やした犯人は精神科医だとミスリードさせるための仕掛けだったのかなと。
冗長に見えますけど、男が誰だったのかを推理する上ではあのシーンは上手かったかと僕は思いましたよ。
でも、無いなら無いでもっとスリムになって読みやすかったとも思います。2020/07/23
-
-
宗教というものも、こんなふうに爽やかで優しいものだったら皆に毛嫌いされる事もないんだろうに。しかしかわいい女の子というだけでずいぶん感じ方がかわる。ただしイケメンに限るというやつか・・・