週末アジアに行ってきます (講談社文庫 し 48-7)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739733

感想・レビュー・書評

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  • 週末にアジアに赴き、ルーズで猥雑な街と人々の空気に浸るという旅行記。
    旅慣れた人でなければ味わえないものを感じさせてもらった。

  • カンボジアについては、本書では陸路でバンコクからパイリンを目指す。
    時間が許せば、陸路でカンボジアめぐりの旅をしてみたい。

    この著者の本は、タイトルに惹かれて購入することが多いが、いつもどうもなんだか読みにくい。相性だろうか。

  • 週末アジアにいきたいです。というか、もうどこでもいいので旅にでたい、と切実に願う今日この頃。
     「貧乏旅行ライター」下川氏が提案するのは、金曜の夜に出発して、日曜の夜中もしくは月曜早朝に帰ってくるという、強行軍だけどゆったりアジアな旅。定刻になっても一行に発車しない、ベトナムのバス。路上で圧力をかける、インドの物乞い。想像すると、いらいらすると思うけれど、文章から伝わる自由の匂いに「旅欲」をかきたてられてしまいます。国ごとにおすすめの週末旅モデルコースも載っているので、実際に行けずともいったような気になるのはお得。いや、実際行きたいのですけどね。所違えば考え方も、常識も違うということが実例でわかって、それぞれのお国柄見聞もとても面白い。おいしいコーヒーを求めて7時間バスにゆられる、といった調子の下川氏の旅につきあうと、こちらまでゆったりした気分になるからフシギです。

  • 旅行は好き。大好き。しかもリゾートみたいな作りものの世界を楽しむんじゃなくて、リアルなその土地らしさを感じて触れ合える貧乏旅行が好き。たとえ社会人になってお金に余裕が出来ようとも、著者みたいな旅行の出来るオトナになりたい。羨ましい。

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著者プロフィール

1954年(昭和29)長野県生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応義塾大学卒業後、新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビューし、以後、アジアを主なフィールドにバックパッカースタイルで旅を続け、次々と著作を発表している。『週末ちょっとディープな台湾旅』『週末ちょっとディープなタイ旅』(朝日新聞出版)、『旅がグンと楽になる7つの極意』(産業編集センター)、『沖縄の離島 路線バスの旅』(双葉社)など著書多数。

「2023年 『旅する桃源郷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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