QED 東照宮の怨 (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 658
レビュー : 65
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739757

感想・レビュー・書評

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  • 東照宮に行く前にこの物語に出会っていたらもっと違う視点で見ることが出来ただろう。
    何気なく観光していたけれど、東照宮には観光案内に載っていない見所がこんなにもあったとは!!
    東照宮にまつわるタタルの話は本当に面白かった。
    たとえそれが、学問的には「そういう見方も出来ないことはないよね」などと言われるようなものであったとしても、東照宮に対する認識を変えるだけの内容だった。
    QEDシリーズはミステリーとしての謎解きよりも、タタルの語る「うんちく」目当てに読んでいるようなところがある。

  • QED-4。日光東照宮と三十六歌仙絵。
    三十六歌仙絵の押入強盗殺人。いりくんだ人間関係。


    C0193

  • 「三十六歌仙絵」を狙った連続強盗殺人事件が発生。不可解な事件の手がかりは意外にも日光東照宮にあった。「陽明門」「山王権現」「三猿」「北極星」「薬師如来」「摩多羅神」「北斗七星」。桑原崇が東照宮に鏤められた謎を解き明かした時、天海僧正が仕掛けた巨大な「深秘」が時空を超えて浮かび上がる。好調シリーズ第4弾。

  • 東照宮に展示されている三十六歌仙絵の歌が通常の物と異なるというタタルの発見から物語が始まるので、今回も和歌にまつわる話になるのかと思いましたが、メインの謎はタイトルどおり日光東照宮についてでした。
    天海僧正が京都を模したり風水や陰陽道に基づき寺社を配置して徳川の時代が長く繁栄する様に江戸の町を設計したという話は聞いたことがありましたが、その要となる東照宮を脇役に据える様な仕掛けとしていたなんて、その発想のスケールの大きさに圧倒されました。
    こんな謎の前には殺人事件さえ瑣末に思えます。

  • 東照宮をからめた天海の壮大すぎる仕掛けは、
    シリーズ特有の大胆さとトンデモさがありつつ
    面白いし知識が乏しい私にとっては
    突っ込みどころもなく楽しめたんだけど…。

    ミステリと歴史の謎、
    今までの同シリーズほどしっくり絡みあってる印象がなくて
    妙に事件が淡泊に感じてしまった。
    淡泊…ちょっと違うかも、
    全然感情的に理解のできないドラマに思ってしまった。
    (それは作中の登場人物らも同じだったけど)

    トリックもさして驚くべき内容がなかったのも
    物足りなさの原因かもしれない。


    ともあれ、これを読むと無性に観光にいきたくなる!
    そういう意味で歴史エンタメ物としては推したいところ。

  • 蘊蓄長いのと、犯罪の動機があまり馴染まない、そういう人もいるってのはわかるし、それによってこんなことをするのもわかるけど、あんまり小説の犯罪の理由としてしっくりこないので、こんなものかな、と。

    蘊蓄はかなり読み飛ばした。が、ちゃんと流れをつかめる程度には理解した。世界遺産に登録されるだけのことあるわ、東照宮、と思った。

  • 『俺たちは皆、籠の中の鳥にすぎないよ。『今、生きている時代』という籠の、ね。

    現在という力場からは、どうしたって逃れようもないんだ。そして現在は、過去から未来への流れの一部分だ。

    縛られたくなくても、知らず知らずのうちにきちんと縛り付けられている。色々な、呪いによってね。ただ、それに気づいているかいないかの違いだけだよ。』

    QEDシリーズ、やっぱ面白いなぁ。
    トンデモミステリで動機のぶっとんでる度合いははんぱないけど、歴史と現在の事件がうまく繋がっていて、謎解きも素晴らしい。

  • QUD4作目。今回は日光東照宮の謎。

    今作はとにかく東照宮と天海の知識が満載。修学旅行で行ったが知らない事ばかりだった。
    事件自体はつまらないが祟の薀蓄が犯人の動機につながっていく点は素晴らしいと思う。
    今まで以上に歴史に対する説明が多く興味ない人には辛いかもしれない。

  • 1ページ目を読んだ時点で再読と気付く。
    しかし内容が濃いのでより理解度が深まりました。
    おもしろかったです。

  • QEDシリーズ4作目

    日光東照宮には行った事がありません。

    ぜひ行ってみたいですねv

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著者プロフィール

昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー。

「2018年 『千葉千波の怪奇日記 化けて出る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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