バンド・オブ・ザ・ナイト (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 718
レビュー : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739863

感想・レビュー・書評

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  • ◆バロウズ『麻薬書簡』を読み終えたとき、本読み友に薦められて読む。続けて読んでよかった。◆『麻薬書簡』と『バンド・オブ・ザ・ナイト』は、似ているようで反転している。バロウズはゴミのような世界を嫌悪し、自分の才を信じて〈自由〉へと手を伸ばしていた。一方、らもは自分をゴミのように感じ、かなしみに手を伸ばしているようだ。世界を恋し、…しかし自らは臭くて才すらあざとくてその資格がないもの、と絶望しているようだ。息がつけない。苦しい。◆苦しみから逃れるためのドラッグによる酩酊。この言葉の波・言葉のオーバードーズは、ドラッグの作用か。ドラッグでとろけた自分は、自分でないのか、それとも剥き出しの自分なのか。◆トランスに入り、言葉が降り注ぐ節には、日常から切りとられた描写と、嘘と、コピーと、詩と……。形而下と脳内がゲシュタルト崩壊してその中に本質の砂金がキラキラ乱反射している感じ。
過去も現在も西も東も嘘も冗談も孤独も自己矛盾も入っている。嘘っぱちに見えて、純粋でほんとうが混在している。◆松本人志の映像に感じる感傷と同じ寂しさ・哀しみを感じた。人と世界が恋しくてたまらないんだ。ナイーブで優しい人は、苦しむ定めなのか。辛いよ。

  • らもさん大好きだったな!

  • らりった世界ってどんな世界?
    傑作「ガラダの豚」を書いた作家がジャンキーの日常を言葉にしたら・・内容は期待したほどではなかったものの、最近の芥川賞受賞作よりもずっとよかったです。

  • ドラッグによって作り出される不思議な世界を描いた本。なかなか面白い・・・のですが、ラリッてるところを読むのはちょっとたいへん。よくこの本を最後まで読んだなーと思います。
    ラリッたことはないので本当にこんな感じなのかはわかりません。そのへんは識者(?)におまかせします。

  • 酩酊する気持ち良さ思い出した。ダメ、絶対!

  • 老松町 (大阪市) - 大阪府大阪市北区の旧地名。現在の西天満。西天満地内に老松町通の街路名として残る。 福岡県田川市 コピーライター養成学校 印刷機営業 睡眠薬 咳止めシロップ 俺たちは何時もベースメントに睡眠薬を常用しているから、それだけでは飽きたらなくなって何か別のキックが欲しいと思うようになっていた。セクサロイド (sexaroid) は、様々なSF作品に登場するアンドロイドやロボットのうち、人間とのセックス機能を付加、もしくはセックス機能に特化されている者を指す呼称の一つで、セックスとアンドロイドを併せた造語である。思うがままに述べる様リリカル叙情的 実社会ではもっと薄汚いことが頻繁に行われているのだ etc等 その結果、自我が右と左に引き裂かれようなことは絶対にない。商売だからだ。「殺し以外なら何でもやります」というフレイズを自分のスローガンにした レンズ蚊の目玉 俺のボトル 七味唐辛子の壜びん アナーキー無政府状態 コンペティション競争 叩き割られたシンメトリー トランジットの意味「目的国までの中継として他国の空港に立ち寄ること・またはその乗客」 The Doors ジム・モリソン ライトマイファイヤー 屍姦しかん ベースは地を這うよう大蛇のように ロックンロールは一つの精神状態のことだ。名づけられたことのない精神状態。文学はロックンロールだ。 脳味噌がぶっ飛ぶ様な快感とエンディング メタファーとアナロジー 覚醒剤スピード 分裂病者を正論で論破しているな オブセッション強迫観念 雄カマキリの最期の驚き 風葬の国 宝塚 尼崎 サボテンペヨーテ13幻覚 伊賀忍者屋敷 三重県名張市 伊賀爆風連 泣き笑いのような表情で彼らを眺めていた 日航機の墜落事故 IQ70のケンちゃん スワッピング・シフトを解く オーバドーズ この世に向いてない人 聖書にアンダーライン ブレイク・オン・スルー・トゥ・ジ・アザー・サイド 反対側までぶち破れ 風化する失意 いたたまれない包茎 鋳型に嵌められた顔面 聖夜のマスターベイション 美しいオノマトペ ダージリンをデキャンタで 耳を食いちぎられたイベンダー・ホリフィールド インカのタペストリー エールだビールだ小便する為に飲め 纏足 目玉に指を突っ込むセメントマッチ モルモン教徒達 サルバドール・ダリ 蟻地獄からウスバカゲロウへの過程 如何ともしがたい 分裂病とテレパシスト サイコキネシス 町田町蔵 稀有 左手の罪を右手が贖う ロックンロール感を聴覚的に感じる

  • 2014/6/28

  • 言葉のイメージが怒濤のようにってほんとにこういうことかよってびっくり

  • 素面じゃ読めない。アルコールと一緒に、あんまり考えずに読みました。

  • 中島さんの作品で これが一番最初だったら
    次は読むことがあったのかな・・・ まぁきっと
    読んだだろうけど。

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞を受賞。
主な著書に、『明るい悩み相談室』シリーズ、『人体模型の夜』『白いメリーさん』など。2006年7月に短編集『君はフィクション』を刊行。2004年7月逝去。

「2014年 『ロカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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