そして五人がいなくなる (講談社青い鳥文庫(SLシリーズ))

  • 講談社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062747035

感想・レビュー・書評

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  • 人が死なないミステリ。
    著者は教員だったとのこと、
    多くの子供たちに読みやすく、楽しいミステリを!というのが狙いらしい。

    誰も死なないとは言っても
    しっかりとしたミステリー。大人が読んでも楽しいよ。
    名探偵がいて、助手の小学生がいて、
    警部がいて。ちゃんとミステリー。

    しかし連絡方法が糸電話やポケベルなので、
    新しい作品が好きな子にはすすめられないかなあ。


    ミステリー入門におすすめしていきたい1冊。

  • 小学生のときに出会い、推理小説の面白さに初めて気付かせてくれた一冊です。
    大人になって久しぶりに読み返してみました。

    冒頭の登場人物の出会いと紹介から、興味を惹きつけられました。その後の展開もテンポがよく、 推理と考察も道理にかなっていてとても読みやすかったです。

    何より登場人物の言動が温かく、作者の仰る通りハッピーエンドで終わるところも心地よかったです。
    色褪せない名作だなと思います。

  • すごく面白いかった、と紹介された本。

    小学校高学年くらいの時に読んだということだったので
    納得!
    そのころに読めば、気に入ったかもしれない。

    残念だけど、やっぱり読むには適切な時期ってあるね・・
    良さがしっかりわからないから、
    小学生に勧めていいのかどうかもわからない。
    う~ん、困った。

  • はやみねかおるのシリーズ夢水清志郎シリーズの第1作目

     洋館の隣に住む3人の女の子、洋館に引っ越してきた男は、夢水清志郎という探偵だった。夢水清志郎は探偵とは似つかわしい自堕落な生活を送っていた。ついたあだ名は「教授」。教授は、だれからも探偵だと思われていない。しかし、「自分が探偵だと信じていれば探偵なのだ」と。
     ある夏のこと、女の子たちは教授を連れて遊園地に行くと、そこではマジックショーが行われていた。
    マジックショーで女の子が誘拐される事件が発生した。
    「そして5人がいなくなる」のである。

    夢水清志郎の名推理が読者を推理という名の冒険に連れて行ってくれる1冊です。

    夢水清志郎シリーズは、少しずつヒントを提示しながら、読んでいる人たちも一緒に推理できるストーリーになっているので、女の子たちと一緒に推理を楽しんでみてください。

    ミステリーだが、殺人などはなく、子供でもとても安心して読むことのできる内容となっています。

    読書初心者で、ミステリーを読むならこのシリーズから始めて間違いない作品だと思います。
    小学生向けなので、セリフも多く、登場人物もそれほど多くないので、とても読みやすい作品です。

  • 自分がどんなに悪いことを言われても、なにも気にしないというこんじょうがすごいなぁと思いました!

  • 夢水清志郎シリーズ第一巻。最後の上越警部の気使いが泣ける。ただ、オムラアミューズメントパークや、トリプルアクセルフリーフォールダブルループコースター(覚えている自分にびっくり)は何回読んでも舌を噛む。

  • 小学生のころ大好きだったシリーズ。
    岩崎家の三姉妹をみて、三つ子に憧れた。

  • 「名探偵夢水清志郎事件ノート」というシリーズです!私が小学生から高校生くらいまでは全巻読んでましたが、シリーズ完結までは追いつけていません(´・ω・`)児童書なのですが、子供から大人まで楽しめる色々な意味で優しい推理小説です。「双子探偵」というタイトルでドラマ化もされておりそちらも面白かったなぁ!自分の子供に読んでほしい作品の一つです!

  • 「名」探偵というのはただ謎を解くのではなく、「みんなが幸せになれるように」謎を解く人なのだということを小学生だったわたしに教えてくれた素敵なミステリー。

  • うーん、伯爵の事件だったかな? うん、そうだそうだ。忘れていた。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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