美人画報 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 230
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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062747936

感想・レビュー・書評

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  • 漫画家の安野モヨコが「美とは何か」について勝手気ままに書いているイラストつきエッセイ。
    発表された当時はかなり人気だったような記憶がある。
    美容雑誌に掲載されていた当時から十年以上の時間を経て読んでみると、なんかまだバブルが残っているような感じとか、おおらかな時代感が残っていて興味深い。
    編集部持ちの費用でアメリカ西海岸へ行って、その紀行文がものすごいざっくりだったり、買い物をばんばんして海外へ行ったりすることを大っぴらに書いていたり、たぶん今だったらこういうエッセイは書かれなかったんじゃないかなぁ。
    美容って時代を映しておもしろい。

  • 安野モヨコさんの美人画報は綺麗になりたい女心をめちゃめちゃ刺激します。どちらかというと、「モテる女になるために」じゃなくて「自分が満足するために」綺麗になろうって心意気も伝わってきてなかなかいいです。

  • 本屋でふと手にとってみたら面白そうだったので買ってみた。帯にあるような「いつでもどこでもキレイのヒント!」は、残念ながら(?)見つからなかった。いやいや、そういうことが目的で読んだのではないので、それはどうでも良いんだけど。

    まあ面白かったです。

  • 楽しく読める!

  • ワンダー、ハイパーから読んじゃったから、新鮮味がなかったなあ。書いてあるのも同じようなことだから。安野さんのせいじゃなくて自分のせいだけど。

    ただなんか、やっぱり数年経つと人って考えとかが大人になってくのねー、というのをこの3冊から感じられた。無印は私的にビミョーだったけど、ワンダー、ハイパーは精神的に熟したのか??心に文章がすっと入ってくる。

  • 働く女子のバイブル

  • シリーズ第1弾。『ハッピー・マニア』『働きマン』『さくらん』で知られるマンガ家の安野モヨコが、『VOCE』誌上に連載した、美人をめざすエッセイです。

    美容についての情報を発信したものではなく、マンガ家の著者が「美」をめざす右往左往しながら生活を実践していくプロセスを語ったエッセイなので、おもしろく読めると思います。

    男性読者としては、「女の子ってたいへんだなぁ」みたいな反応と、「女の子って何か楽しそう」という反応に別れるところなのでしょうが、私自身は残念ながら前者でした。でもじっさいのところ、著者がそれなりに楽しみながらこのエッセイを書き継いでいることもうかがえます。ヘンに卑下することなくつねに前を向き続ける姿勢が貫かれていて、後者の反応の男性読者の場合には、そこに本書のおもしろさを見ることができるのかもしれない、と憶測しているのですが。

  • 再読中

  • 2004年に発行された本ですが、楽しく読めました。
    きれいとは、と考えさせられますね。
    きれいになること、これはきれいになるために努力する時間が必要なのです。すべてに言えることですが、簡単にきれいにはなれない。ならば、意識を変えていこう!!っという話ですが、これがなかなか難しいのよね~っと。安野さんの素敵な体験とともにつづられていく文章が、大変身近に感じます。
    ほっとする美の本でした

  • これ流行ったのだいぶ昔な記憶…
    あの頃これ読んでてオサレ気どりだったけれども
    数年前読んだ安野さんと旦那(庵野監督)のエッセイ本
    アレ見ると…オサレ?ハテ?となるwww

著者プロフィール

3月26日生まれ。おひつじ座のO型。東京都出身。
1989年、別冊少女フレンド増刊「Juliet」より『まったくイカしたやつらだぜ』でデビュー。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』『オチビサン』など多数。
『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞受賞。

「2020年 『シュガシュガルーン 新装版(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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